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麦ふみク-ツェ

麦ふみク-ツェ

麦ふみク-ツェ

作家
いしいしんじ
出版社
理論社
発売日
2002-06-01
ISBN
9784652077160
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麦ふみク-ツェ / 感想・レビュー

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takaC

ここ2か月くらいの間に過去20年分の坪田譲治文学賞受賞作を固め読みし、どの本も受賞を納得しながら読了してきたが、これもまた格別な一作だった。ベストオブベストに推してもイイかも。ずいぶん前に文庫も買ってたはずだから探し出してきてもう一周味わおう。

2016/06/11

あっちゃん

毎度、不思議な世界観!不思議についての答えは無し(笑)ただ世界に入るだけ( ̄∀ ̄)

2014/05/07

そうたそ

★★☆☆☆ 著者の頭の中に流れる音楽がそのままこの作品の文章に乗せられ、こちらへ伝わってくるかのようである。それほどに心地よいリズム感とイメージを読み手に与えてくれるストーリーだった。著者の他の作品と同じく、この作品もまた大人と子供のための童話というような作風で、著者ならではの独特の文章や世界観が堪能できる。ただどうも個人的にはこの作風と合わないのか、この長さには途中で飽きがきてしまった。

2020/11/29

ゆい

いやあ…石田衣良を読むつもりで、間違えて借りてしまった。ので、「え石田衣良さんどうしたの!?変わった文体!!」と思いながら3割ほど読んでしまいました笑 なんとも不思議な話で、ちょっと不気味。文学だなあと思います。そして音楽と、人の生き様と個性が美しく、はかなく描かれています。いやな事も辛い事もあるけれど、良い事もたくさんあるという一番基本的なことが、読み終わった後にじわじわ分かる。偶然素敵な本でした。

2014/07/10

恋々

学校の図書室で借りたもの。 プラネタリウムのふたごが自分の中ではとても大切な本となってから、いしいさんの話を読みたいと強く思っていました。引かれたひとつの理由であったリズム感はやっぱり心地よかったです。 音楽が全編に流れている。一人の人間が歩む人生と世界はつながって、挟み込まれた事件は全部新聞記事になっていった。生まれ変わり続ける男は、この事件をすべて知って、生まれ変わっていくのだろう。喪失していく儚さは、心臓をぎゅ、と握られるような心地になった。

2013/09/01

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