この国のアルバム: 富良野風話
この国のアルバム: 富良野風話 / 感想・レビュー
あつひめ
2003年発行。今、2012年も終わろうとしているのに倉本さんがこのエッセイを書いていた時危惧していたことは10年後の今も何一つ変化していない。いや・・・もっと状況悪化しているかもしれない。自然の中でお金を得る仕事をすることで建物の中でパソコンに向かってばかりの仕事の人より地球を心配する気持ちは大きいかもしれない。見習う・・・は、私も親からさんざん言われてきたので身に染みている。じっくり見て盗む(覚える)マニュアル化された現代では、見習うことを忘れマニュアル片手に一丁前になった気にる人が多いかもしれない。
2012/11/13
必殺!パート仕事人
この年代で大きな事は9.11のテロ、そして『北の国から』が終了したこと。テレビの品位の低下ぶりが書かれています。著者が嘆かなくても、20年後の今、テレビ離れが進んでますよ~。だからと言ってBSがつぶれていくのかは不明ですが。
2024/10/02
ジュースの素
私も いつもつくづく感じている事が書かれている。 台風などの情報が全く首都中心であることや、ひと気のない ど田舎の交差点で一旦停止を怠ったら 張っていた警官に掴まったちょっと理不尽な話、マスコミに対する批判などキリがない 日本のオカシな箇所。
2014/02/26
dg6038
この国のアルバムの意味していることは、重要なことだと思います。
2012/02/17
ご〜ちゃん
「見習う」ということ。まさに以下の文章の通りだと思う。「本当に学ぶ気のあるものは、見ている。実に真剣に物を見ている。そして真似ようと試みる。うまくいかない。するとまた見る。裏の裏まで見る。そして試みる。また失敗する。また見る。試みる。そのくり返しを延々とやっている。そうして知らず知らず上昇している。「見習う」という古来の学習方法は、まさにそういう、思考錯誤と試行錯誤のくり返しである。それは、知識の集積でなく、明らかに知恵の分野である。」
2011/11/03
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