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バーティミアス (3) プトレマイオスの門

バーティミアス (3) プトレマイオスの門

バーティミアス (3) プトレマイオスの門

作家
ジョナサン・ストラウド
金原瑞人
松山 美保
出版社
理論社
発売日
2005-12-08
ISBN
9784652077696
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バーティミアス (3) プトレマイオスの門 / 感想・レビュー

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Willie the Wildcat

信頼。相手を知り、違いを含めた相手の尊重。対極の疑心。根底に、欲。Team力の差は歴然。印象的なのが、フェイキアールとナサニエルの気づき。不言実行の心が遺すもの・・・。一方、秩序の限界ではなく、秩序の根底を問う。Ideology、宗教、あるいは戦争。あらゆる差異を超えた人間(そして無論、妖霊)性。理想と現実。想いが行動となる瞬間。信じる力とその可能性!プトレマイオスの願いは、世代を超えて継承されると信じたい。

2014/10/26

呉藍

権力と名声を手に入れて、大切な何かはどこへ行った――そんな2巻からのこの最終巻。うわぁナサニエル、お前ってやつは……! 上手い表現が見つかりませんが、近い気持ちは“悔しさ”でしょうか。泣いちゃったじゃないかよ、もうっ! こんな別れを繰り返して、バーティミアスは人間臭い愛すべきジンになってきたんだろうか。プトレマイスと同じに、きっとナサニエルの名前も忘れないでしょうね。キティ、せめて君は幸せであれ。

2011/03/10

みか

ラストで泣いた。なんて見事な幕引なんだろう。そして実感。主人公はバーティミアスなんだなぁ。ってタイトルからして当たり前なんだけど。ナサニエルいいやつじゃん。 続編はいらないけど、番外編なら読みたいな。キティのその後とか。

くろり - しろくろりちよ

【購入】『バーティミアス』三冊目、最終作。なんて鮮やかな終わり方!この続きはありえないし、ここでナサニエルの物語は終わる。ナサニエルとキティとバーティミアスの、奇妙な縁。「プトレマイオスの門」にこんな秘密があったなんて…。キティが勇気を見せてくれて、ナサニエルが心を取り戻して。そしてまとめ上げられる最後の仕上げ。こんな終わり方があってもいいよね。ファンタジーなのに人間くさくてリアルで、本当に大好きな世界でした!

2012/04/12

乃宮はじめ

ナサニエルがこんな成長を遂げるなんて!最後のシーンでは落涙必至です。 段々と使いまわされてる感が漂ってくることの多いシリーズ物の中で、面白さが右肩下がりにならない珍しい作品です。三巻全て大好きだ♪

2010/12/03

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