KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

失われた森厳: 富良野風話

失われた森厳: 富良野風話

失われた森厳: 富良野風話

作家
倉本聰
出版社
理論社
発売日
2006-05-01
ISBN
9784652077801
amazonで購入する

失われた森厳: 富良野風話 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

よし

やはり「北の国から」の作者らしいエッセイ。

2020/10/15

まさやん80

財界という雑誌に平成15年から18年にかけて連載されていたエッセイ。 叱ってくれる人を三人持てと倉本さんはある人に言われたらしい。叱るということは愛情だという通り、エッセイの中で倉本さんは頑固親父として、敢えて読者を叱ろうとしている。もちろん、老人の戯言と聞き流すこともできるが、その中にはハッとさせられるようなことも少なくない。少子化がなぜいけないのかという疑問などは、ちょっと考えなかったような切り口で面白かった。

2021/09/25

必殺!パート仕事人

大きな事象としては裁判員制度開始。「東電の不祥事から原発が停止し」も大きな事なのに、何のことか分からなかったです。時期的には平成15年あたりか。20年も前から近くに高速道路が通る話が続いています。とうとう「世の中が変わっているのに大昔の計画通り道路を作ることに意味はあるのか」となってきました。ダムにしても同様ですね。富良野プリンスホテルのゴルフ場跡地を森に戻す運動も順調に進んでいるそうです。子どもの頃遊び場だった山にゴルフ場ができ、それも無くなったあとは宅地になってたなぁ。

2024/10/04

ispanoman

昨年のNHK大河ドラマの決め台詞が2006年の出版時に取り上げられていた。『ならぬものはならぬものです』『、、、、してはなりませぬ』の価値観の植え付けが幼少のころより会津藩では掟として教育されていた。人としての生きる掟の意識が薄れたり、失われたりしている現状を嘆き、反省も促す。自然環境が破壊されて何も育たない大地に金銭があったとしても、金銭を喰らうことは出来ないという指摘。敗戦時前後の農村の優位を経験した世代だから言える箴言だ。

2014/01/23

感想・レビューをもっと見る