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「悪いこと」したら、どうなるの? (よりみちパン!セ 33)

「悪いこと」したら、どうなるの? (よりみちパン!セ 33)

「悪いこと」したら、どうなるの? (よりみちパン!セ 33)

作家
藤井誠二
武富健治
出版社
理論社
発売日
2008-03-21
ISBN
9784652078334
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「悪いこと」したら、どうなるの? (よりみちパン!セ 33) / 感想・レビュー

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かおりんご

児童書。冒頭のマンガから、とても衝撃的でした。教育現場にいる者として、加害者も被害者も生み出したくないと強く思いました。また、加害者の人権は手厚く守られているのに、被害者の人権が守られていない現実を知り、犯罪の低年齢化に対し、どうしていくかを考えなければいけない時代に来ているのだと思いました。私にできることは、目の前の児童に、命の大切さや、人を傷つける言動をしないことを教え続けることです。子供をもつ、全ての親にも是非読んでもらいたい。

2013/09/27

羽衣 空

少年法、少年法改正の本。被害者の立場、加害者の立場、それぞれの視点で、少年法とはが書かれている。ヤングアダルト本であるが、とても考えさせられた。難しい。

2017/03/01

kera1019

少年法、少年審判、保護処分、法律に基づく様々なシステム、少年院での生活、ロールレタリングなど非行少年に対する手続きの流れがどう進められて影響するか、矯正教育と贖罪教育の違いなど考えさせられる事ばかりです。加害少年の権利ばかり保証されてるけど被害者やその家族にも真っ当な権利が保証されなければならない。加害少年の更生にとって被害者の直接の声は本当に不要なんか、被害者家族の知る権利や被害者家族が被る風評被害など、社会的な認知や少年法改正など法的な援助も含めて被害者家族が加害者を許せる日はくるのでしょうか?

2014/11/06

けんとまん1007

最初のマンガが凄い。確かに、そういう場合も多いのだろうと思えるし、何より、そこから訴えかけてくるものが熱い。そのうえで、そのあとの文章を読むと、一層、理解しやすくなる。少年法・・・年齢制限、ここをどう考えるか。被害者の人権、加害者の人権、なにより、あまりにも知られていないことと、そこにかかわる人たちの世界の狭さに、これではいけない!と思った。被害者、被害者の家族の人生をどう支援するのかという視点だと思うのだが。

2011/04/09

なつき

【はしプロ思想ヤングコーナー27】『「悪いこと」したら、どうなるの?』読了。昨夜の深夜から必死で読んでしまったぞい……。「よりみちパン!セ」シリーズじたいがヤングアダルト向けなので、少年少女が対象、つまり「未成年者が犯罪を犯した場合」にスポットを当てた、貴重で誠実な本です。

2018/07/16

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