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この気持ちいったい何語だったらつうじるの? (よりみちパン!セ 48)

この気持ちいったい何語だったらつうじるの? (よりみちパン!セ 48)

この気持ちいったい何語だったらつうじるの? (よりみちパン!セ 48)

作家
小林エリカ
出版社
理論社
発売日
2009-09-01
ISBN
9784652078488
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この気持ちいったい何語だったらつうじるの? (よりみちパン!セ 48) / 感想・レビュー

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Mijas

著者が、ニューヨーク、リトアニア、アンコール・ワット、パレスチナ、沖縄を訪れて言葉そのものについて考えたことが綴られている。それぞれ旅先での独立したエッセイとして考えれば、読者があれこれ自由に思索を廻らすことができる素材が集められていて興味深い。図書館の中高生向けコーナーにあったのだが、「言葉」を仕事にする自分には初心を思い出させてくれる本だった。「言葉だからこそ伝わることが沢山あるけれど、ぴったりくる言葉を見つけるのは天文学的数字の中から見つけ出すようなもの。」まさにその通りだと思う。

2015/01/21

風里

とりとめがなかった。 子供向けにしてももう少し書き様があったのではなかろうか。 そこを越えて意図を汲む練習なのか。

2012/12/05

氷柱

1056作目。2月22日から。新書的な立ち位置の作品かと思えばシンプルなエッセイであった。題材は主に戦争問題である。平和への導入としてエスペラント語が取り上げられていた箇所がかなり自分好みのパートであった。それでもアルファベットがベースになっているんだよなぁ・・・と思いつつも、何か別の枠組みでまとめられるというのはそれなりに適格な手段なのであろう。あとは翻訳や誤訳のくだりも好ましかった。誤訳込みで翻訳であるという発想が斬新でありつつもどこか納得させられる趣旨であった。

2024/02/23

atyang

エッセイなので、論理的に何かを言っているのではない。しかし、こういう感覚的な文章を読むこともまた忘れてはならないだろう。

2013/11/03

さゆ

読み終わった、ハイおしまい、という本ではないなぁ。全体的にふわふわした印象だけど。読了してから「なぜ」「どうやって」「自分はどうなのか」がたくさん浮かびあがってくるし、日常のふとした瞬間にこの本が頭をよぎること、これからある気がする…

2013/07/06

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