こんな私が大嫌い! (よりみちパン!セ 49)
こんな私が大嫌い! (よりみちパン!セ 49) / 感想・レビュー
zero1
実に興味深い!本音は読者に響く。間違いなく本書に救われた人はいる。【自分が嫌い!】な人は多い。そんな人に【自分を好きになろう!】は綺麗事。著者の中村は、それをよく知っている。だから【自分にもできないことを、大人は子どもに向かって簡単に「やれ」って言うんだよね】とブチかます。【自分好き】は嘘か鈍感なだけ。中村の主張は明快。📚️自分と他人を比較するのは【絶対評価と相対評価】だろう。人は劣等感と優越感の間に生きている。【あいつはブス!】と優越感に浸るのは相対評価。多くの場合、人は客観的に見られない。
2024/05/17
わたし
客観性を持つのは難しい。特に思春期の少女だった頃は主観の塊が服着て歩いてるようでしたので、この本を読みながら「まったくもう!」と思いながら「しょうがないなぁ」と落とし所を見つけられるようになってきた自分のは少し成長したのでしょうか。人間だれしも自分の嫌いな所がある。それは自分という一点方向からの視点であり、もう一人、遠くから見ている自分をたててみると案外悪くない事実。どーん!と印象に残った訳ではありませんでしたが、うさぎさんが本で言われたようにふと思い出した時には大切それを使っていこうと思います。
2013/05/22
ミロリ
自分嫌いな人には分かる本。これを読んだからといって 自分を好きになることはない。ありのままの自分を受け入れようという気にもならなかった。 中村さんには 自分を認めた結婚相手がいたり 熱烈なファンが数多くいて 自信を持っているはず。それなのに自分嫌いというのが贅沢じゃないかと思う。 でも長所と短所は紙一重だから 短所を受け入れない限り やっぱり自分嫌いなのかもしれない。
2013/02/03
みかんママ
うさぎさんは今までずっと「自分嫌い」と向きあってきたんだな。思春期くらいの子に向けて書かれたものですが、ファンなので読みました。私はもう大人ですが「わかるわ~」と思います。 「笑いにしてしまえば良い」のところは切ないな……。「人は自分に快感を与えてくれる人が好き」これはその通りだと思うのですが、大抵の人は自分の事はさらけ出さず、他人を嘲笑う事で快感を得ているので。それって卑怯だよね。
2020/07/19
しおり
横書きにウッってなったけど、すいすい読めました。語りのうまい近所のお姉さんに色々教わってる感じがして好きでした。嫌いな部分を好きでも嫌いでもなくせたら楽になる。なにも得られない人生なんてない。自分嫌いのセンパイの意見、ありがたくちょうだいしておきます。
2013/03/24
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