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現代語で読む舞姫 (現代語で読む名作シリーズ 1)

現代語で読む舞姫 (現代語で読む名作シリーズ 1)

現代語で読む舞姫 (現代語で読む名作シリーズ 1)

作家
森鴎外
高木 敏光
出版社
理論社
発売日
2012-05-01
ISBN
9784652079935
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現代語で読む舞姫 (現代語で読む名作シリーズ 1) / 感想・レビュー

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けんとまん1007

文豪、鴎外。現代語ではあるが、きちんと作品を読んだのは初めてのように思う。一部分だけ・・は、教科書とか他であると思うが、作品名も思い出せない。ここにある三つの作品。その当時の時代背景を知らないなりに、感じ取れるものがある。自分の思いよりも、周囲からの意向にのっていく、行かざるを得ない。それは、決していい結果になることは少ない。特に、舞姫・うたかたの2作品が、仄暗い世界にみえてしまう。

2022/01/08

sofia

ドイツ3部作の中で『舞姫』だけ読了。現代語なのでわかりやすかったが、なんともゲスな男の話。自分の行動を正当化している。

2017/09/28

紅香@本購入まであと9冊

『舞姫』は1890年に発表。その当時、真剣だった常識も差別も背景も全く今とは違う。悲恋。けれどどうだろう。いつの時代も恋は盲目で、誤解を受けやすく、移ろいやすい。『うたかたの記』は初めて読んだが、ただただ悲しい。人に否定され、追い詰められ、女性は男に飲み込まれるだけなのか。『今日なの。今日なのよ。昨日じゃどうしようもないわ。明日も明後日も虚しい名前だけ。無意味な響きだけよ』恋に限っては今日だけ。明日の約束はできない。

2021/08/14

しずのおだまき

原文は読めそうもないので現代語訳にしました。ドイツ3部作。「舞姫」の主人公豊太郎は、物心ついた時から受動的な生き方をしてきました。優柔不断で人づき合いが苦手、勉学は出来ても自力で未来を切り開く事の出来ない豊太郎は、見かねた友人相澤の導きで新たな一歩を踏み出す事になります。その際、裏切り傷付けた恋人への思いは、自責の念や、不甲斐なさとして自分に向けられるのではなく、恨みと言う感情として相澤に向けられた事が残念です。そうまでして守りたい我が身のチキンハート。全く理解できなくもない私です?

2018/08/22

辛口カレーうどん

異国の地が舞台だが、場面がありありと目に浮かぶ。「舞姫」は細かな描写が素晴らしいが…周りに流され、主体性のない男性と、依存しすぎる女性。現代もよくある話だけれど、恋愛観は難ありですね。「うたかたの記」「文つかい」の女性は、自ら運命を切り拓く強さがあってよい。

2016/12/16

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