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闇の喇叭 (ミステリーYA!)

闇の喇叭 (ミステリーYA!)

闇の喇叭 (ミステリーYA!)

作家
有栖川有栖
佳嶋
出版社
理論社
発売日
2010-06-21
ISBN
9784652086353
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闇の喇叭 (ミステリーYA!) / 感想・レビュー

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nyanco

京都に三つ目の原爆が投下されていたら…。序章を読みだすと苦手な歴史もの?それともSFか…?とリタイア寸前でしたが読み進めると…面白かった!パラレルワールドの作り込みが見事!ミステリー本体の謎解き、特にトリックについては、私の苦手な大がかりなあり得無さが気になったが、キャラクターがとても良く、高校生3人のキャラが秀逸で青春小説の部分が素晴らしい!『天使の足跡』のエピソードの大山七海のキャラも良い。ソラのこれからがとても気になるラスト、これは続編ありなのでしょうか。続→

2010/07/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

空閑純その1。探偵行為を禁じられた世界での探偵。次作につながる終わり方で面白かった。

2013/10/23

ジャムうどん@アカウント移動してごはんになります

SF的要素が少々あるシリーズです。空閑純は火村英生や、江神二郎など他の有栖川作品の名探偵と比べると、人気が落ちますがこちらのシリーズも奇抜な時代設定がたまりません。間違って「論理爆弾」を初めに読んでしまったので、最後のソラの「決断」、「調律師」については完全にネタバレ状態でした。トリックそのものが、そこまでではなかったせいか、何だか振るわぬ印象。ですが、「ジャクソン・カー」「ヒラリークイーン」そして「スウェーデン燐寸の謎」など笑いが止まりませんでした(笑)

2015/05/28

RIN

『~の謎』シリーズから遠ざかっていた久々の有栖川さんに、いい意味でビックリ。どちらかというとトリック崩しメインで良くも悪くも怠惰な楽天主義なお気楽バブル世代なイメージの作風だったのに。戦後南北に分かれて対立する日本はパラレルワールドだが、自由な民主主義社会とは名ばかり監視と規制に雁字搦めな世界はどこか今の日本とも通じるところがある。少し伊坂幸太郎さんっぽいけれど魅力的な物語世界を構築している。YA!だが大人でも楽しめます。『真夜中の探偵』も読まなきゃ。

2012/04/25

ヒロユキ

前半は独特な世界観の説明のため、その部分とごっちゃになって謎の提示に魅力を感じなかった。そこで乗れなかったので淡々と終わってしまった感じです。探偵行為を禁止されていたり南北を分断された日本といった設定や、不自由の中で純がどうするかが興味深いのでシリーズの次回作以降に期待。

2012/01/12

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