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かかしのしきしゃ

かかしのしきしゃ

かかしのしきしゃ

作家
中野真典
出版社
理論社
発売日
2015-07-17
ISBN
9784652201091
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かかしのしきしゃ / 感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

【再読】案山子は何を考えているのだろう。この絵本の案山子は自分を受け入れているようだけど、永遠にこれが続くとしたら、嫌だなと思う私です。インパクトのある絵本ではあります。

2021/09/23

メタボン

☆☆☆ 日本のうるわしき田舎の音が聞こえてきた。

2016/04/22

遠い日

かかしは同じ場所で動けないけれど、世界の移り変わりを全身全霊で感じ、受け止めている。さんざめく音は命そのもの。命は連綿と連なった悠久の時間を纏っている。ことばは少ないけれど、エネルギッシュな絵がすばらしい。かかしの周りで移ろってゆく季節も美しい。物言わぬかかしの思いの丈。

2015/08/23

さすらいのアリクイ

田んぼの中にずーっと立っているというかかしが見たこと、感じたことが描かれている絵本。自然の雄大さ。生き物や植物の生命力。そして春から冬へと移りゆく季節。それらのことを見続けた、感じ続けたかかしが語ってくれる色んなこと。この絵本はお子さんが読んでどう反応するか想像しにくいのですが、田園や農村風景を観てグッとくる大人の方には、この絵本を観るとグッとくるのではと。僕はかなりグッときました。

2015/08/15

ヒラP@ehon.gohon

同じ場所で立っている案山子は何を見て、何を感じて、何を考えているのでしょうか? 一年中立っていたら、いろんな音を感じて、大自然の隅々までの動きを知ることができるのでしょうか? 大地の荘厳なシンフォニーを、一人見聞きできる案山子は確かに指揮者のようですね。 絵の中に様々な音や楽器を感じられる絵本です。

2015/10/01

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