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シュトルム ショートセレクション みずうみ (世界ショートセレクション 12)

シュトルム ショートセレクション みずうみ (世界ショートセレクション 12)

シュトルム ショートセレクション みずうみ (世界ショートセレクション 12)

作家
テオドール・シュトルム
酒寄進一
ヨシタケシンスケ
出版社
理論社
発売日
2019-11-19
ISBN
9784652203347
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シュトルム ショートセレクション みずうみ (世界ショートセレクション 12) / 感想・レビュー

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KAZOO

昔懐かしい「みずうみ」(インメンゼー)を新訳で読むことができました。私の大学時代はこの作品がドイツ語副読本の定番であったような気がします。対訳の本もいくつか出されていました。老人が若かりし頃の破れた恋を思い出すものです。そのほか3つの作品が収められていて新訳ということで楽しく読みました。

2020/01/24

mocha

ドイツの著名な作家さんらしいけど初めて読んだ。恋愛の試練を描く4作。「みずうみ」は切なく「雨の精トルーデ」はおとぎ話の形で「りんごが熟した時」はコメディ調。最後の「人形使いのポーレ」はとてもドラマチックで一番好きだった。どの作品も人々の暮らしが細やかに愛情深く描かれていて、短編ながら豊かな世界が感じられた。

2021/09/24

ケロリーヌ@ベルばら同盟

幼い日々の無垢な笑みは、緑なす木立の木霊。初恋の面影は、みずうみの漣の下に結晶する。原始の音、森の土にまどろむ、読み人知らずの歌。清らかな乙女の祈りが、雨の精の眠りを醒ます。マイスターが語る、人形遣いの一途な想い…。静かに胸に滲み通る、透明で美しい珠玉の掌編集。アイスブルーの地に、温かいヨシタケシンスケさんの装画が印象的な一冊です。

2021/02/17

ジュール リブレ

何年も気になっていた北ドイツの作家シュトルムを初めて読めました。代表作と言われる『みずうみ』に始まる短編たち。近くにいたグリム兄弟のメルヘン調を彼もまた持っていて『雨の精トルーデ』はドイツらしいファンタジー🇩🇪。『人形使いのポーレ』は町々を巡る人形劇団に因むお話。ギルド制にも触れていてドイツらしいなと。シュトルムのいたフーズムは春先の一面のクロッカスで有名。極寒の中、一度見に行って、凍った大地を割るように咲き誇る青いクロッカスが見事だった。

2020/03/31

shio

漫画『本屋の森のあかり』に紹介されていて気になった「みずうみ」が収録されてたので読んでみた。読みにくい…💦話の筋がほぼ理解出来ない😓漫画では年配のご婦人が昔読んだ「とにかくキレイな感じ」の本を探して、と書店を訪れていて(なんて無茶な)、ロマンチックな素敵な話なんだろうなぁと期待していたのですが、幼なじみに連絡をしないうちに、別の男と結婚してた、ていう話なだけだった。「雨の精トルーデ」は子どもの頃読んでたら好きだったかも。とにかく読みづらくて変な文章ばっかり、と思うのは翻訳物を読み慣れてないからかな…

2021/11/13

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