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ガラスの魚

ガラスの魚

ガラスの魚

作家
山下 明生
宇野亜喜良
出版社
理論社
発売日
2021-11-29
ISBN
9784652204702
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ガラスの魚 / 感想・レビュー

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ニコぴよ

戦後すぐの瀬戸内の島が舞台の“日本版スタンドバイミー”と後書にある様に、まさしく少年の成長記。お遍路さんの死体発見、同級生との喧嘩、母や離れて暮らす父への反発、憧れの上級生への想い。戦後の混乱と人々の動き、暮らしや地域行事がイキイキと感じられた。自転車チキンレースにはドキドキした。美樹さんからの手紙とプレゼント、書かれた絵は美樹さんからの想いに甘酸っぱくなる。表紙の宇野さんのイラストが、読後にピッタリだなぁとじんわり気づく。

2024/04/25

(2021)新刊のところにあったけれど、少し前に出て三部作だと知る。すばらしく、よかった。うちの図書館には蔵書がなく、過去2作を探してみる。児童作家で名前は知っていたけれど、こんなに戦後の中学生(=島の子)はたくましく、がんばりやで、一途だったのか。いまならありえないような大人のパワハラとかモラハラが全然暗くないのは、子供たちの生命力なのか。。親や友達、敵、周辺の大人などの関係、どれもこれも味がありました。半ば自叙伝みたいで、ぜひ児童書を読んでみたくなりましたね。海に関する著作多数。装丁は宇野亞喜良。

2024/08/18

よっちん

図書館

2022/04/17

必殺!パート仕事人

1986年~2021年で3部作完了。時間経過の中で本の装丁(値段)の歴史も感じました。1991年と担当編集者が同じというのも驚きでした。

2021/12/31

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