セロひきのゴーシュ (えほん宮沢賢治ワールド)
セロひきのゴーシュ (えほん宮沢賢治ワールド) / 感想・レビュー
ゆるまる子
(2023年87冊目)有名な「セロひきのゴーシュ」の絵本。原作を読んでいるのでストーリーは知っているもののページをめくるといきなり、ゴージュは演奏が下手だというところから始まり、もう少し説明があるといいなと思いました。子供には「セロ」も何なのかわからないと思うので。(2023年/理論社)
2023/05/28
猿田彦
多くの人が描いているこの名作を武田美穂さんがどう表現するのか期待して読みました。下手なくせに傲慢なゴーシュに音楽を教えてくれたのは山のどうぶつたちだということに気がつくのは成功してから、その時々の気持ちが、描かれたゴーシュの表情でよく分かります。文章がそこそこ長いのは名作だから仕方ありませんが、小さな子でも馴染み易い絵なので、年長さんぐらいから名作に触れさせたい方にはおすすめです。
2024/04/28
遠い日
「えほん宮沢賢治ワールド」シリーズ2。ゴーシュがセロの練習に励む、その葛藤が子どもたちにちゃんと伝わるでしょうか?そういった微妙なニュアンスは、わたしが原文で読んでいるから感じ取れるのかもしれないなぁとも感じました。ゴーシュがかっこうに「あのときは すまなかったなぁ。俺は おこったんじゃなかったんだ」と呟く、その胸の内。これはなかなか意味深ですよ。
2024/01/26
Kumazon
小2・さっと読んでいたけど、また読み返してあげたい
2024/05/22
nago
武田美穂さんの描かれる、えほん宮沢賢治ワールドの2。絵は好き。原文より文字を減らし、読みやすくなっている。本文の文字は大きめの手書き風で、漢字なしなので、手にとりやすそう。オノマトペや、会話のやり取りは、ちょっと物足りなさを感じた。
2023/06/27
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