ビゴーの150年: 異色フランス人画家と日本
ビゴーの150年: 異色フランス人画家と日本 / 感想・レビュー
がんぞ
11歳の時、数万人が虐殺されたパリ・コミューンの惨劇を目撃。その場面やその他歴史的場面を当時の銅版画石版画ペン画(写真は2葉、人物のみ)で掲載して理解を助けている/明治15年、ベトナムを経て横浜に到着。外国人は「トージン」と呼ばれた/年表形式だが、母への手紙の引用など/日露戦争報道で、彼ほど貧しい現地人、下級兵士の生態にに注目したものはいない/明治時代の風景、人物の風体を彼ほど明瞭に伝えてくれる者はない/政治風刺が〈不平等条約改正〉で外国人保護も解除される危惧、黒田清隆と対立し美術界に加われぬ不満から帰国
2020/06/25
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