絶対美感 (早稲田新書)
絶対美感 (早稲田新書) / 感想・レビュー
breguet4194q
華道界を牽引する著者の半生記。著者の生い立ちから、華道家として独り立ちする前後を、静かな筆致体で綴られています。両親に対する思い、美輪明宏さんとの出会いなど、一見、普通の考え方で、ありふれたチャンスを逃さなかっただけの様な文体になってますが、真面目に冷静に自分を見つめ、美的感性を培ってきた事がよくわかります。自分の姿を振り返りつつ、じっくりゆっくり読めた一冊でした。
2021/11/14
美登利
假屋崎さんは華道家の元にお生まれになったのかとずっと思ってました。まさかごく普通のご家庭で育ったとは知らずにいました。それでもご両親の芸術的な感性はたっぷり受け継いでおられますね。ご両親は子供にたくさん関わり愛し、時に一緒に楽しみながら育てられた。その心の持ちように親としてハッとさせられます。假屋崎さんの今があるのはもちろんご自身の努力が大半でしょうが、小さな頃からの美的センスの積み重ねなんですね。分かりやすい文章で綴られているので良かったです。今度は作品の写真付きの本を読んでみようと思います。
2022/05/03
jerrrry68
さらっと読める。假屋崎さんもすごいけど、とにかく美輪さんがすげぇんだなとなった。
2022/08/01
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