イギリスを泳ぎまくる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
イギリスを泳ぎまくる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) / 感想・レビュー
ロピケ
えっ!そんな所泳ぐの?!と近くにいたら、絶対に引きとめたくなる感じ。でも、著者は森羅万象を水に浸かりつつ、考えます。文学の話題が意外と多くて、初耳情報をこの本からかなり頂きました。スイミングやプールに纏わる話も面白かったです。こんなに泳げたら、いいなあ。
2010/07/20
natsumi
よーし泳ぐぞ!泳いだぞ!!という感じではなく、その地域の雰囲気、歴史、環境問題のことを話していると思ったら次の一文で自然に泳ぎだす。おもむろに泳ぎだす。そして気づいたら水から上がり、穏やかな満足感とともにまた考え事の続きをしている。という、自分の好きなタイプの文章だった。イギリスの地理がわかっている人には、より楽しめると思う。
2020/01/09
yyrn
イギリスでベストセラーになった本だというが、ちょっと変わった本だ。イギリス人はこういう本を好むのか。イギリス各地の海や川を実際に泳いで回りながら、そこでの印象や遭遇した出来事を書き綴った本で、感じとしてはカヌーイストの野田知佑がむかし書いた「日本の川を旅する」(82)に似ている。あっ、ナンダ、訳者は野田知佑だ、どおりで。
2013/04/13
dumpty
タイトルに偽りなしです。温泉をはしごするように、海、川、、用水路、プール、水溜りがあれば泳いでみる・・そんな感じです。イギリスの歴史や環境問題、文学にもふれられているので、イギリス&アウトドアが好きな人にはおもしろく読めると思います。
2009/10/27
若獅子
引用と回想とたとえ話が混在し ていて、その文体に慣れるまでは読みづらかったけど面白かった。
2015/07/25
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