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タカラヅカ 夢の時間紀行

タカラヅカ 夢の時間紀行

タカラヅカ 夢の時間紀行

作家
細川貂々
出版社
亜紀書房
発売日
2016-11-26
ISBN
9784750514925
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タカラヅカ 夢の時間紀行 / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

『ツレがうつになりまして』でお馴染みの細川貂々の漫画。内容はタカラヅカ歌劇の歴史である。その歴史がエッセイ漫画風の軽みを以て描かれており、よく知らない私には良い入門書であった。大正~平成のタカラヅカ史がざっくりわかる。創業者・小林一三の名は聞いた事はあったが、確かに偉い人である。「演劇はゼイタク品ではなく人間生活の日用品として取り扱うべき」というのが素晴らしい。人はパンのみに生きるに非ずと言うが、芸術芸能をパン同様にする事を目指したのだ。これが大阪特有の芸能の世界を支えて発展させたのだなぁ。勉強になった。

2017/02/24

ぶんこ

宝塚歌劇団の創設が大正2年とは驚きです。学芸会と揶揄されながらも切磋琢磨し続け、こんにちを築き上げた歌劇団に関わる全ての人たちがいたから。そして、それを支えるファンの人たちがいたから。阪急電車の時の流れもコラムで紹介されていたのも、関東人としては嬉しい。中学生時代、東京宝塚劇場に初めて入った日。上月晃さんと高城珠里?さんの「遙かなる地の果てか、幻の人はいずこに」だったと思いますが、素晴らしい歌声に感動。未だに歌詞が頭に浮かびます。人々に感動を与えてくれる舞台。早く安心して楽しみたいです。

2021/06/30

ぐうぐう

宝塚歌劇百年の歴史を漫画で綴る『タカラヅカ 夢の時間紀行』。鉄道の収益を上げるために宝塚に温泉施設を作ったものの、日本初の室内プールが失敗し、急遽プールを改装して劇場にしたのが宝塚歌劇の始まりだったとは知らなかった。純粋無垢さを求めていた観客の支持を受けつつも、学芸会並みとの批判を受け、小林一三はアマチュア路線と芸術路線を両立させるために花組月組と、2組に分ける。これも知らないことだったので驚いた。そんな宝塚歌劇にも低迷期があり、阪急グループのお荷物と揶揄される時代もあったのだとか。(つづく)

2017/06/17

nyanko

宝塚歌劇団の歴史が漫画で分かりやすく紹介されてます。 なかなか観劇することは無いのですが、また行って見たくなりました。

2022/02/19

しのぶ

宝塚100年の歴史が理解しやすいコミックエッセイ。宝塚と言えばベルばらだよね位の初心者だったせいかヘェ~そうなんだ!と蘊蓄増えました。面白かったです。

2024/01/23

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