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盗まれた記憶の博物館 下

盗まれた記憶の博物館 下

盗まれた記憶の博物館 下

作家
ラルフ・イーザウ
佐竹美保
酒寄進一
出版社
あすなろ書房
発売日
2002-10-01
ISBN
9784751521274
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盗まれた記憶の博物館 下 / 感想・レビュー

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おか

孫にはまだちょっと無理と思ったが 折角上巻読んだので まだ読みた本たくさんあるので 下巻一気読みしました。歴史ファンタジー 結構楽しめました。エピローグで主人公の双子姉弟の父親が 古代の歴史研究家なのだが 伝えたい事は研究書ではなく 小説として残す事を決意する、研究書では 専門家しか読まないが 小説なら13歳から130歳まで読んで貰えるから と言っている。なるほどなぁと思った^_^だから 色んな知識が散りばめられていたのかぁ と納得!この作品1998年ドイツのブックステフーダー賞受賞作です。

2018/01/28

なゆ

忘れられてしまったものたちが生きるクワシニア。古代バビロニア時代から世界を支配しようと目論んできた悪神クセハーノが、クワシニアで息を吹き返し、地上の人々から記憶を盗んでゆきます。それと戦うジェシカとオリバー。ユダヤ人迫害、アレクサンドリア図書館、中国の傭兵など、歴史的な出来事にも触れつつ、ファンタジーな世界が広がってゆきました。上巻に比べるとだいぶ想像もしやすくておもしろかったです。結末も納得のいくものですっきり!小学高学年にしては難しいのでは?ドイツの子供はすごいなぁ。

2015/12/09

green

アレクサンドリア図書館地下階にアーサー王の円卓に、想像する限り素敵な場所です。秘密のコレクションが納められる、あの時代の地下建造物、技術が駆使されてるんだろうなぁ。2つの世界の王になろうとクセハーノが記憶を消して過去をなくそうとする。抵抗するオリバーとジェシカ。オリバーの友情、特にニッピーには温かいものを感じた。"忘るるなかれ、彼のもの!"この言葉に全てが集約されています。過去を忘れるな。同じ過ちを繰り返すな。これほど歴史に絡めたファンタジーが描ける、ラルフイーザウさんの知識と想像力は素晴らしい。

2016/02/21

葵(あおい)

終わってしまった〜!面白かった〜!ドイツの歴史を勉強した後にもう1回読みたいな。それにしても登場人物みんな頭よすぎて「そういうことか」「そうね」みたいな会話に「え?え?どういうこと?」と置いて行かれ気味だった。読解力なさすぎ? にしても、イメージしきれなかった状況がいっぱいだったから、これをぜひ映像で観たい。映画化してないのかな??CGでもアニメでも実写でもいいから観たい〜v

2015/08/25

呉藍

上巻の敷居の高さをよっこらせと越えれば、おっと面白いじゃないの、とちょっと驚き。作り込まれた世界観はもちろんですが、上巻であまり好きになれなかった姉弟の活躍がすてきだったなぁ。でもやっぱり予備知識の必要さを痛感。だからこそ読んだ後も自分が広がるような感覚で楽しいのかも。

2010/09/15

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