見えざるピラミッド 上: 赤き紋章の伝説
見えざるピラミッド 上: 赤き紋章の伝説 / 感想・レビュー
みや
分裂した三つの宇宙それぞれで同じ日に生まれた少年たちが、世界の均衡を守るために戦うファンタジー。舞台となる現代の地球、古代エジプトを祖とする近未来、中世ヨーロッパ的世界はどれも世界観の設定がしっかりしていて、完成した三つの作品を並行しながら読んでいるような感覚を贅沢に味わった。視点が順番に繰り返されているため、迫力ある展開が続き、長くても全く飽きない。少年たちの性格が掴みにくいのは、読者がどの子にも自分を重ねやすいように、わざと没個性的にしているのだろうか。そこまで計算されているとしたら凄い。
2018/03/06
乃宮はじめ
ラルフ・イーザウさん作品とあって迷わず選んでしまったのですが...世界観に入り込むまでに手が止まること多数。世界は一つじゃない、並び動いている世界が他にもあるっていう考えは興味深いんだけど、やはりはっきりした動きがないとファンタジーって止まっちゃう気がします。 ただ、古代エジプト文明の中に現代を超える技術が息衝いているトプラの世界アンクスは凄く面白かったです。
2011/09/02
道錬
三つの世界で3人の主人公がゆるくつながりながら話が進んでいく。この先、どのようにかかわっていくのかが興味深い。
2016/11/30
saori
いろいろばめんが、かわるから、だれが、だれと、なにを、どうしているかをたしかめるために、なんかいも、まえをみなくては、いけなくなってしまった。
2012/01/04
火野
ラルフ イーザウは[異なる世界の少年]が好きなのだろうか…面白かったからいいが。
2011/02/23
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