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いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 2)

いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 2)

いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 2)

作家
松田哲夫
出版社
あすなろ書房
発売日
2010-11-30
ISBN
9784751526224
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いのちの話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 2) / 感想・レビュー

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KAZOO

中学生までに読んでおきたい日本文学の第2巻目です。松田さんの編纂によるものですがかなり心にどっしりと響くものばかりです。森鴎外(山椒大夫)と長谷川四郎(鶴)の作品は既読でしたが半分忘れかけていました。戦争ものがいくつかありますが、有島武郎の子供のはなしや梅崎春生のチョウチンアンコウについても楽しめます。

2020/02/14

優希

中学生までに読んでおきたいシリーズですが、かなり響きました。「いのち」を「生」と考えると、そのたった1度のあり方を考えさせられます。自己犠牲や安楽死を容易には捉えられないでしょう。戦争に関する話が多い気がしました。

2018/09/06

sawa

★★★★☆ しゃんとした気持ちになる石垣りんの「表札」、可愛らしい子どもが描かれた有島武郎の「碁石を呑だ八っちゃん」、何だか不思議な梅崎春生の「チョウチンアンコウについて」がよかった。戦争の話が多くって、何だか虚しいような悲しい気持ち。「山椒大夫」、「夏の花」、「魚服記」は既読だった。(図)

2012/06/17

おけいさん

「梨花」が特に心に残った。昔はささいなことで小さな子供たちが亡くなったのだなぁ…と思う。その思い出を大切に、でも冷静に振り返った文章。作家の力量を感じた。

2015/05/03

訪問者

吉野せい「梨花」、森鴎外「山椒大夫」、そして戦争を扱った島尾敏雄「島の果て」、長谷川四郎「鶴」、原爆体験を語った原民喜「夏の花」はいつも読むのが苦しくなる。海音寺潮五郎「極楽急行」は不思議に余韻が残る作品。

2023/11/09

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