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ふしぎな話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 10)

ふしぎな話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 10)

ふしぎな話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 10)

作家
松田哲夫
出版社
あすなろ書房
発売日
2011-03-31
ISBN
9784751526309
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ふしぎな話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 10) / 感想・レビュー

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KAZOO

このアンソロジーも大人が読んでも楽しい話が結構あります。萩原朔太郎の詩の「死なない蛸」はいつ読んでも「ジョジョの奇妙な冒険」の中の話を思い出してしまいます。宮沢賢治の「どんぐりと山猫」夏目漱石の「心」(「こころ」ではなく「永日小品」に入っているもの)芥川龍之介「魔術」などは既読ですが何度読んでもいいですね。今回のお得な読み物は稲垣足穂の「黄漠奇聞」でした。すごい想像力の話です。

2022/09/02

sankichineko

とっても不健全で素敵なお話がたくさん。中学生の間にこのような作品にどっぷりはまり、病的な大人になるのはスバラシイことです。私も中学生の時に夢野久作に出会いたかった。21才で「瓶詰めの地獄」に出会ったときは衝撃でしたが、13才で読んでいたらもっと違う人生になっていたかもしれない。(瓶詰めの地獄はこの本には載っていませんが)

2019/05/02

Matoka

中学生までに読んでおきたい日本文学。これまで全然本を読んでこなかったんだなと改めて認識。中学生向けなので細かい解説もイラスト付きでついてます。匕首って思ってたのと違った!!

2015/10/10

ゆき

名作ぞろいで素晴らしかった。萩原朔太郎、寺山修二・・・しかし稲垣足穂の黄漠奇聞が大好きです。王が国を建ててから没落するまでのお話が栄枯盛衰分かりやすく、しかし夢がある描き方でステキでした。

2015/02/10

風眠

このシリーズ、やっぱりすごい。ふしぎな話と言っても、見かたによっては様々な解釈があるなぁ・・・って、電波で滑稽で圧倒的な想像力の数々にわくわくした。この一冊に収められた物語は初めて読むものが多かったせいか、こういう作品を生み出した先人たちの手ごわさに素直に感動した。冒頭の萩原朔太郎『死なない蛸』を読んだ時は、子どもの時に読んだ児童向け哲学書の中の『永遠のチョコレートバー』だぁ!って子どもの私がひょこっと顔を出してきて、子どもの頃に感じた果てしの無いような漠然とした怖さを思い出した。

2012/07/03

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