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105にんのすてきなしごと

105にんのすてきなしごと

105にんのすてきなしごと

作家
カーラ カスキン
マークシーモント
なかがわちひろ
出版社
あすなろ書房
発売日
2012-06-19
ISBN
9784751526934
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105にんのすてきなしごと / 感想・レビュー

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紫 綺

読友さんからのプレゼント♪大勢に人たちがひとつの目標に向かって準備していく様が、ワクワクする。楽器をやってた頃の遠い昔の高揚感・緊張感を想い出し、思わずニヤリ。

2014/03/16

ネギっ子gen

【オーケストラのメンバーは、シンフォニーを美しく美しく演奏するのが仕事です】その仕事をしている105人が、仕事に出る前にやること――。まず体を洗う。その後、体を拭いてから身支度。寒がりの人は靴下の上から毛糸のソックス。ベッドに横になりながらズボンを穿く人も。正装して舞台に並ぶまでのメンバー一人ひとりの日常を丁寧に紹介。あの岩谷時子の訳。<金曜日の夜 8時30分 105人の男のひとと 女のひとは 黒と白の 服をきて 白い紙に 黒で 音譜が書かれた 楽譜を シンフォニーに かえるために ここへ きたのです>。

2023/08/09

seacalf

表紙のインパクトある姿に心が鷲掴み。思わず吹き出しちゃうそんなポーズ、ずるいでしょ。まだ職業が明かされない105人の身支度の様子が描かれていく。十人十色のバラエティー豊かな入浴シーンや、特徴をよく捉えているモソモソした感じの着替えシーンが可愛らしくユニークに描かれている。徐々に彼らの正体が判明していく過程が読んでいて楽しい。この辺の手法は大好きな絵本『さむがりやのサンタ』に似てなくもない。個人的には見送りをする家族達の三者三様の表情が好き。マーク・シーモントの他の絵本も探して読んでみたいなあ。

2018/02/18

ヒロ@いつも心に太陽を!

《金曜日の夕方から105人のひとたちが仕事に出掛ける用意を始めました。さて、彼らのお仕事とは?》みんながまずお風呂に入るところから始まるけれど、絵を見ていても用意する過程には人それぞれに個性があるのがなんだかおかしくて私は面白く読めた。途中で彼らがなんの仕事をしているかはわかるけれども、それはそれでよし。そんな105人の彼らがこころをひとつに合わせて作り上げたのは、うっとりするほどの美しいものでしたとさ☆

2013/03/16

gtn

性別や年齢、見た目、癖、生活スタイル等、それぞれ個性の異なる人々が心を一つにし、力を一点に傾注すると、大目的が成就することを教えてくれる。

2019/09/21

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