アナベルとふしぎなけいと
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アナベルとふしぎなけいと / 感想・レビュー
aquamarine
アナベルが手に入れた箱には編んでも編んでもなくならない不思議な毛糸が入っていました。しろいゆきとえんとつからでるくろいすす、という黒と茶のトーンで描かれていたちいさなまちが、アナベルが毛糸で編むものによって、少しずつカラフルに色づいていきます。セーターの色の美しいこと!微妙なグラデーションを一枚一枚確認したくなります。絵本のストーリーも上質で、文章にぴったりのジョンクラッセンの手による美しい世界を心ゆくまで堪能しました。動物たちも出てきて、帽子三部作の読者はさらにほっこりできると思います。
2017/12/05
ねむねむあくび♪
図書館の本。『どこいったん』のジョン・クラッセンの絵。ストーリーも絵も素晴らしい♪(*^_^*)白い雪の中の黒ずんだ寒々しい町並みが、人が、動物が、アナベルの編む毛糸で暖かく彩られていく過程が美しい…(*^。^*)読了後の余韻も深くて良かったです(^-^)/また読みたくなる作品ですね♪
2014/06/03
ネムコ
おしゃれな「おうじ」は作戦を、誤ったな。アナベルの情に訴えるべきだった。「わたしの国は冬には白と黒ばかりになってしまう。お前の毛糸で温かい色に飾ってやりたいのだ」とか。まあ「はこ」まで騙せたかどうかは判らないけど、ね♪
2017/12/11
かおりんご
読み聞かせ(69) なくならないのが、不思議だった。王子さまに「ぼくだったら売るのにな」という意見多数。
2014/06/03
小夜風
【図書館】「どこいったん」のジョン・クラッセンの絵でした。動物の描き方が「どこいったん」と同じ(笑)。アナベルの毛糸は編んでも編んでもなくならない不思議な毛糸。良いなぁ♪そんな毛糸が欲しいよ~♪雪の白と煙突の煤の黒だけだった小さな町の景色が変わっていくのが素敵でした。
2014/09/10
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