かなしい話 (小学生までに読んでおきたい文学 2)
かなしい話 (小学生までに読んでおきたい文学 2) / 感想・レビュー
sankichineko
「かなしい話」はワイルド、モーパッサン、T・ウィリアムズ、J・ロンドンなどが収録されています。相変わらずハイレベルです。「今はぼんやり理解できれば良い。そのうちわかるようになるから。瑞々しい感性を持っている今のうちに、まずはふれておきなさい。」と言うことでしょうか。幸せの王子を読むのは4回目ですが、矢川澄子訳は初読だったのが嬉しい。
2019/05/21
訪問者
ブッツァーティ「天国からの脱落」、モーパッサン「ジュール伯父」、T・ウィリアムズ「ガラスの少女像」、永井龍男「胡桃割り」、J・ロンドン「生命の法則」と胸にしみる傑作が続く。
2024/02/27
ポウ
このシリーズが好きで、図書館に行っちゃあ借りてきます。 この中にヘミングウェイの短編が入っていて、それがすごく良くて、残念ながら題名を忘れてしまいましたが・・・そういえばヘミングウェイの短編集持ってたな。と、自分の本さがしてみたらあったんだけど、訳者が違う。 そこで、気に入った訳者のヘミングウェイ短編集買いましたよ。 今一編目が終わったところ。 すごくいいよ。高見浩訳
2015/03/17
私的読書メモ3328
このお題で冒頭が『蜘蛛の糸』という時点で不安でしたが、やっぱりテーマとしてどうなんだろう、という選でした。『幸せの王子』や『ジュール伯父』、星新一の『福の神』の主な要素が「かなしい」というのは、全く首肯できません。小学生向けとしても、どうなのか。諸外国の文化・時代背景が必要な作品がほとんどの上、翻訳が日本語の文章としてはぎこちなさすぎたりと、相当に納得し難い本でした。
2022/12/12
マッピー
収録作品・芥川龍之介「蜘蛛の糸」・ブッツァーティ「天国からの脱落」・ワイルド「幸せの王子」・モーパッサン「ジュール伯父」・星新一「福の神」・サローヤン「笑い虫のサム」・S・アンダソン「手」・アンデルセン「みにくいアヒルの子」・マンスフィールド「少女」・T・ウィリアムズ「ガラスの少女像」・永井龍男「胡桃割り」・小熊秀雄「ある手品師の話」・J・ロンドン「生命の法則」かなしいにもいろいろあって、切ない悲しみだったり、深い深い哀しみもあり、悲しさの中にも救いのあるものもあればないものもあり、いろいろだなあ。
2015/11/11
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