すごい話 (小学生までに読んでおきたい文学 6)
すごい話 (小学生までに読んでおきたい文学 6) / 感想・レビュー
sankichineko
童話、SF、怪奇、幻想と幅広く東西の名作が選ばれております。素晴らしいアンソロジーです。ただし小学生に読ませて良いものか悩みます。読書好きの姪に読ませる前に内容をチェックしておこうと思って読んだのですが、普通の知能、感性の持ち主なら中~高校生以上が対象では。姪がすごく気に入ったら早熟過ぎて今後の小学校生活が心配だし、全く歯が立たなかったら「あー、読書好きといっても私とは趣味が合わないな」とがっかりしそうで、買ってあげるか悩んでいます。米原万里さんなら「子供には本物を与えるべき」と全巻買い与えるでしょうね。
2019/04/28
みらあ
グリム、ポー、芥川龍之介など世界の文豪達の短編集。『小学生までに読んでおきたい文学』シリーズですが、大人の方がこれらの物語の深さを味わえるのではないでしょうか。 サローヤンの「冬を越したハチドリ」で心が温かくなり、チェーホフの「かけ」では人間の幸せについて考えさせられました。 物語の可能性は時空を超えて無限に広がる気がしました。
2021/07/05
ひじり☆
小学生向けだが…大人でも充分。
2015/02/28
マッピー
収録作品・グリム「ねずみと小鳥とソーセージ」・広津和郎「ある夜」・サローヤン「冬を越したハチドリ」・蒲松齢「宅妖/小官人」・小泉八雲「ちんちん小袴」・ブラックウッド「小鬼のコレクション」・上田秋成「夢応の鯉魚」・芥川龍之介「杜子春」・E・ハミルトン「追放者」・ポー「ヴァルドマル氏の病症の真相」・岡本綺堂「蛇精」・小熊秀雄「お月さまと馬賊」・マーク・トウェイン「山彦」・チェーホフ「かけ」・E・M・フォースター 「岩」・ブッツァーティ「コロンブレ」一番気に入ったのはE・ハミルトンの「追放者」
2016/01/01
訪問者
本シリーズもこれが最後。サローヤン「冬を越したハチドリ」、上田秋成「夢応の鯉魚」、芥川龍之介「杜子春」、ハミルトン「追放者」、岡本綺堂「蛇精」、フォースター「岩」、ブッツァーティ「コロンブレ」と傑作多し。
2024/03/06
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