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IIIケフティウの呪文 (神々と戦士たち)

IIIケフティウの呪文 (神々と戦士たち)

IIIケフティウの呪文 (神々と戦士たち)

作家
ミシェル・ペイヴァー
中谷友紀子
出版社
あすなろ書房
発売日
2016-11-29
ISBN
9784751528648
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IIIケフティウの呪文 (神々と戦士たち) / 感想・レビュー

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たんたんx

女神のしもべでありヘル神の娘と崇められるハヤブサが、新たにピラたちの仲間に加わる。ピラの故郷ケフティウは、現在のギリシャ・クレタ島がモデルとなっている。大巫女だったピラの母親は疫病で死んでしまった。母親に代わって祈祷と呪術で疫病を祓い、太陽を呼び戻そうとするピラ。ミノタウロスを連想させる巨大な雄牛との攻防も迫力満点だ。古代ギリシャの歴史や地勢について、作者は入念な下調べを行っている。物語はファンタジーを装っているが、紀元前の原始的な宗教を信仰する人々の目には、案外世界はこんな風に見えていたのかも知れない。

2017/05/28

クロ

今回はピラの故郷のケフティウが舞台。まさかケフティウがタラクレアの大噴火の影響で、こんなことになっていたなんて!ヒュラスがカラス族よりも先にピラを探し出せるのか、ページをめくるのさえもどかしいほどハラハラした。そしてクライマックスでのヒュラスとクレオンとの対決シーン。空を切るむちの音、ふりおろされる斧、そして地下から現れたクニスの守り手の荒々しい咆哮・・・。息もつかせぬ展開にドキドキしっぱなしだった!!今回新しく仲間に加わったハヤブサのエコーとハボックとの関係には思わずクスリ。四巻目が待ち遠しい。

2018/11/16

星落秋風五丈原

ハヤブサのエコー登場。動物視点が好きなんだな。

2023/01/06

綾乃

うわー、いいなあ。少年の成長物語。 それにしても主人公ヒュラスのサバイバル能力がハンパない。 ピラじゃなくても、これは惚れてしまうわ。 友人だったテラモンがどんどんと違う道へ、そして自分を追い込んでいくのがつらい。ギリシャ神話以外なじみのなかったエーゲ文明(たぶん)が舞台なのものなかなか魅力的。

2018/05/15

Ra

ピラの命をかけた儀式に息を飲む。二人とも、もう子供ではない。次はエジプトで大冒険。

2018/08/05

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