ジュマンジ
ジュマンジ / 感想・レビュー
starbro
映画の原作絵本で、村上春樹 新訳なので平積みかと思いきや、中々見つからず、書店5軒目(ここでも1冊だけ)でようやく読めました。自宅に色んな動物が登場したら楽しいと思いますが、映画も観ていないし、あまり村上春樹色が出ていない気がします。また村上春樹のあとがき等もありません。
2019/12/13
のっち♬
公園にてサイコロを振って進む「ジャングルぼうけんゲーム」を拾った姉弟。毎度の事ながら作者の彫りの深い写実的な作画は、超現実の世界観に圧倒的なリアリティーをもたらしている。モノクロの静止画であるにもかかわらず主役の姉弟はもちろん動物たちの表情や動きも生命感や躍動感に満ちているし、雨や蒸気の描写に臨場感がある。映画では手のつけようのない猿たちは、この原作絵本では比較的おとなしくゲームを眺めている光景がまた印象的だ。一際謎めいているのが話の通じない案内人、〈黄金の都市〉に妄執する古今東西の文明人の皮肉なのかも。
2024/02/20
Willie the Wildcat
先日映画を観たばかりで、かつ村上氏訳で復刊と聞き、早速手に取る。どうにもお下品な映画の台詞が頭にちらつくが、本著のモノトーンの絵は何処か神秘性もあり、子供たちに色々想像する効果抜群かもしれない。絵のお気に入りは、興味津々の猿たちがゲームボードを眺めている場面。うん?この猿たちがプレーして、ゴールしたらどうなるのだろう???そもそも誰がゲームを木の下に置きっぱなしにしたんだろうなぁ、とか夢の話はしないことですね。
2019/12/18
モリー
映画を知る前に開きたかった。読みながら、どうしても、映画の場面が頭に浮かんできてしまい、自分で想像する楽しみが失われてしまった。まだ映画を見たことのない方は楽しめるはず。
2024/02/03
yumiha
読メ登録以前に読了し再読。さて、たまたまTV放送で見た映画は、えっ!と思うほどド派手だった。主演はロビン・ウィリアムズ(好きだった俳優、レビー小体型認知症だった)で、あれっ?姉弟ちゃうん?と思いながらも、賽を振るたびの展開に目が離せず最後までみた。しかし、どうも納得がいかず再読。やっぱりね。映画を見た後では、とても地味に思えた絵本。これをあれほどまでに膨らませた脚本に脱帽。
2022/08/05
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