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ねこのかぞくのおはなし (ナナカラやまものがたり2)

ねこのかぞくのおはなし (ナナカラやまものがたり2)

ねこのかぞくのおはなし (ナナカラやまものがたり2)

作家
どいかや
出版社
あすなろ書房
発売日
2022-10-31
ISBN
9784751531426
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ねこのかぞくのおはなし (ナナカラやまものがたり2) / 感想・レビュー

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紫 綺

小さなお話シリーズ第2巻。「チリとチリリ」シリーズの作者が描く世界はほのぼのと温かい。「水を大切に」と教訓が、やさしくそっと含まれる。

2023/03/05

anne@灯れ松明の火

絵童話シリーズ2。遠い方の新着棚で。「ねこのかぞくのおはなし」は、仲良く暮らす家族のほのぼの話。それに対し、「ながれものの ねこと みずの かみさま」は、ワガママな猫を神様が罰する話。ただかわいい話だけてなく、こういう話が混ぜてあることで、印象に残る。もちろん、厳しいだけでなく、最後には救いもある。1話めの家族が、その救いを喜ぶ姿にホッコリ。

2022/11/27

のほほん

ナナカラやまはみどりが美しい島にあります。動物や木や花がおだやかにくらしています。ナナカラやまで伝えられているものがたりの中のねこのお話が2つです。1つはとうさんねこが秘密にしていたことをにいさんねこが見つけるお話です。やさしい家族思いのとうさんねこです。もう1つはながれもののねこのお話です。表紙のねこの形の砂地の秘密が語られます。ほんとうにあったことをものがたりとして語ることでまた違った思い出になるようです。よいこともまちがってしまったこともずっとものがたりとして残していくのは大切なことかもしれません。

2022/12/20

たこい☆きよし

シリーズ2冊目。表題の猫の家族のお話はほのぼのしていたけど、その猫の家族の新居のそばにある泉をめぐる物語がちょっとこわい…

2023/04/06

遠い日

「ナナカラやまものがたり」シリーズ2。2話とも猫のお話ですが、全く対照的なお話です。「ねこのかぞくのおはなし」の、とうさん猫のお話は、家族のために楽しい秘密に勤しむ姿がなんとも頼もしい。古い家を手直しして使うというのもいい。対して、「ながれもののねことみずのかみさま」の、流れ者の猫の自分勝手で横暴な態度にぎょっとします。ナナカラたちの助言も聞かず、とうとう水の神様に罰せられてしまいます。厳しい罰に唖然としますが、流れ者の猫へのとうさん猫たちの気持ちが、読み手の気持ちも慰めてくれました。

2022/12/02

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