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雨ふりマウス (おはなしさいた 3)

雨ふりマウス (おはなしさいた 3)

雨ふりマウス (おはなしさいた 3)

作家
竹下文子
植田真
出版社
アリス館
発売日
2000-05-01
ISBN
9784752001591
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雨ふりマウス (おはなしさいた 3) / 感想・レビュー

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遠い日

植田真さんの挿絵がいい味わい。雨と水のファンタジー。新しい家に引っ越したミキトに次々起きた不思議なできごと。ちっちゃなちっちゃな3匹のねずみとミドリさんとの出会いから、おかしなことが始まった。透明感あふれる世界観は、美しい雨に静かに打たれているかのような印象。自然は時に人間には太刀打ちできない力を見せる。それはどうにも抗えない力だ。ミキトの胸にミドリさんとの4ヶ月はずっと生き続けるのだろうな。

2017/06/08

sa-ki

雨ふりマウスが遊んでいたり、不思議なことが次々に起こったり、ちょっと楽しそう!と思ったのは浅はかだった。今の状態でミドリさんや雨ふりマウスたちとミキトが共存するのは難しい。この物語のテーマは深い。

2012/02/22

おてがみたべた

小学生の時にとても好きだった本だったはずなのに、今日図書館で再会するまで、すっかり忘れていた。表紙を見て、「あ、これは…!」と思い出した時の喜びを何と表現していいのやら。優しくて温かいこの本は、長い年月が経ったとしても、やっぱり同じように優しく、温かく、もうすっかり大人になってしまった私を迎え入れてくれたので、それがとても嬉しかった。

2013/06/29

小学生の時に読んだこの本がずっと忘れられなかった。その時読んでから10年ほどが経って、もう一度読みたくなったので図書館で借りてきた。流れるような文章とあっさりした挿し絵に懐かしさを感じつつ、以前読んだ時はミキトくんの目線で読んでいたのに対し、今回は第三者として物語を遠くから見ている自分がいることに気がつき、ああ自分は大人になったのだなあと感じた。昔読んだ児童書を読むと当時の自分と今の自分を無意識に比較して、なんだか不思議な気分になる。

2013/06/26

おおとのさま

黒の中にところどころ緑が入った、2色の挿絵が良い。なぜ、緑なのか? 読めばわかる。

2011/05/01

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