そだちノ-ト
そだちノ-ト / 感想・レビュー
ヴェネツィア
生まれてくる子どもの将来へのプレゼントに。あるいは、もうすぐ子どもを授かってお母さんになるお友達へのプレゼントに。全篇が子どもへの愛情に溢れた俵万智さんの歌+網中いづるさんの絵、大久保伸子さんの装丁になる素敵な本。巻頭の歌はこれ「耳はもう聞こえていると言われればドレミの歌を歌ってやりぬ」。他にもほのぼのと共感できる歌が満載。「熊のように眠れそうだよ母さんはおまえに会える次の春まで」等。『サラダ記念日』の万智ちゃんもよかったけれど、お母さん万智さんはもっといいかも。万智さんの新しい出発をお祝いします。
2017/05/12
umico
そろそろかなぁと思いつつ、声に出して読んでみる。お腹の中で動く動く。しゃっくり?メモを書くのは産まれてからにしよう。
2020/12/24
croto
( ;∀;) ジーン。そうか。泣く吾子は、腕に抱くギターなんだ。
2015/02/15
sazen
★★★★★新米ママの気持ちをこんなに短い言葉で凝縮していて、感動した。「夜泣きの声が音楽」とは目から鱗。短歌は今まで興味がなかったけど、こういう表現もあるのかと。本を読むのが苦手な人でも、文字数が少ないし、かわいい作りになっているので妊婦さんへのプレゼントにも良さそう。
2015/12/23
さき
俵万智の妊娠育児に関わる短歌をまとめた本。 歌自体は初出ではなく、歌集から抜粋して、育児アルバム的な記入欄も挟んだ感じ。 イラストが、なかなかに可愛くて素敵。こういうカラフルなベビーっぽいイラストっていかにも過ぎてださくなりがちな印象だけど、これは絶妙にいいセンス。 友達が妊娠したらあげたい本。
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