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星につたえて

星につたえて

星につたえて

作家
安東 みきえ
吉田尚令
出版社
アリス館
発売日
2017-12-10
ISBN
9784752008118
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星につたえて / 感想・レビュー

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ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

ほんとうに伝えたい大切なことは、いつも上手く言えないんだ。ことばは遅れてやってくる。ほんとうは、きっと何ていっても君に伝わらない気がする。心にあふれているものはもっと、大きくて、深くて底が見えなくて、圧倒的で、ぼくはいつもその前で茫然と立ち尽くしてるんだ。そんなとてつもないものをどうして上手にことばにのせられるだろう。でも伝わってほしい。大切だから。君が、とっても、大切だから。

2020/03/27

紫 綺

星とクラゲの、気の遠くなるくらい壮大で時をかけた、でも愛のこもった伝言ゲーム。まあるいクラゲが一途でいとおしい。

2018/10/07

aquamarine

テレビで紹介されていて手に取りました。ある夜、クラゲがほうき星に出会い、一晩を共に過ごします。「何百年かたったら、とおるかもしれません」そう言って流れて行ってしまったほうき星に、胸がいっぱいで言いたいことが言葉として出てこなかったクラゲ。このイラストをみているだけでも、泣きそうになります。さて、クラゲは伝えることのできなかった言葉を伝えることができるのでしょうか。…とてもとてもとても良かった。お話も絵も素晴らしかった。今の私に必要だった、出会えて良かったと思えた素敵な絵本です。

2018/10/02

chimako

クラゲのように透きとおった安東さんのお話に、優しい色使いとタッチの吉田尚令さんの絵がマッチした透明感のある一冊。「だいすき」と言う言葉はこうしてつながってきたんだね。だから我々の心のなかには「すき」が詰まっているんだね。

2018/12/20

ふう

『呼んでみただけ』にお話だけ載っていました。絵本があると知り、図書館に予約して待つこと数か月。クラゲよりずっとずっと短いけどやっと会えました。とてもきれいで、とてもやさしくて、少し悲しい、わたしたちの心のお話でした。「すき」ということは、こんなに永遠で大切なものなんですね。何度も何度も読み返しました。

2019/05/24

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