みえるとか みえないとか
みえるとか みえないとか / 感想・レビュー
starbro
ヨシタケシンスケは、新作をコンスタントに読んでいる絵本作家です。ここ数カ月著者の新作ラッシュです。本日発売の最新刊読みました。相変らずほのぼのとした雰囲気ですが、今回のテーマは高尚で、視覚障碍者や多様性理解のススメです。本書で子供に多様性の重要さ、相手の個性の尊重を説けると良い教育のテキストになると思います。
2018/07/12
zero1
私を含む多くの人たちは障害者のことを理解していない。目の不自由なことを、宇宙飛行士で表現するのがヨシタケ流。目が見えないことは、単にひとつの特徴なのかもしれない。目が二つ、前を向いているのは地球人だけかも。読んでいて「レインツリーの国」を思い出した。日本人は排他的で【人と違う】ことで排除しようとする。この世にはいろんな人がいる。絵本でそのことを学べる意味は大きい。違いを面白がること。そして理解すること。障害者はただ【かわいそう】な存在ではない。金子みすゞも言っている。【みんなちがって、みんないい】
2020/05/12
小梅
書店で立ち読みですいません。 深く考えさせられました。
2018/08/24
やすらぎ
初めてのことは誰しも慎重になる。それが当たり前の日常になってしまったときに、新たな視点で感じることの大切さを教えてくれる貴重な絵本。みえるとか、みえないとかで、それぞれの感じ方がある。ぼくにはあって、きみにはないもの。きみにはあって、ぼくにもあるもの。みんな全部が一緒じゃないけど、少しずつ同じところだってあるんだ。見えるから見えないものも、見えるから困ることもある。見た目より大切なもの。大切なものは見えないんだよって色んな本に書いてある。今まで気づけなかったことを気づけたことで、またひとつ、優しくなれる。
2023/07/15
せ~や
ブックカフェにて。自分からみえない世界を考えてみる。当人と話をして、想像して、主人公を自分にして、味わってみる。じっくりと。どんな景色だろう?何を想うだろう?音は?匂いは?表情は?それだけで、自分の世界は広がっていくと僕は想います。自分の見えてる事が「世界」を作る。見えてる事を増やせば、きっと見えてる「世界」の彩りは、変わっていく。☆4.5
2019/05/18
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