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ハンカチともだち

ハンカチともだち

ハンカチともだち

作家
なかがわちひろ
出版社
アリス館
発売日
2019-11-21
ISBN
9784752009047
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ハンカチともだち / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

ハンカチはひとつの小世界。もしその世界が生きていたら? その大きさが、ちょうど空想を生むのによさそうだ。でも、もしこんなハンカチが手に入ったらどうする? 読んでから気がついた。ミヨンちゃんもそうなんだよって。はなちゃんの行動はつい誤解されてしまうけど、もし自分だったら、きっと同じようにするだろう。この一冊が終わっても、また次の一冊の話が続きそうな雰囲気だけど、それは書かれないことで、かえって余韻を残す話になるだろう。これからどんどん仲間ができて、はなちゃんやミヨンちゃんもさみしくなくなることを予想して。

2024/07/17

白雪ちょこ

絵がとても可愛らしく、絵本に近いような内容となっていたので、子供でも十分に読みやすいと思う。 ハンカチの中に住んでいたこびとがきっかけで、という些細なことで友達になるよね、などの学校あるあるも含まれていた。 小学校ならではの、あるあるもふんだんに含まれており、「みんなと一緒じゃなきゃダメ」だとか、個性豊かな子達って結構いるよね、と頷ける内容となっていた。 最後に出てきた、宇宙人のハンカチの子は、どんなことが起こるのか。

2023/08/03

じょうき

図書館で中学年向けのお薦め図書にあったので、長男に借りたもの。柔らかい絵のタッチがかわいい。ハンカチの絵が動くというファンタジーなのに、そこにあまり大きく力点は置かれず、お友達同士の人間関係が描かれる。わかってもらえない、うまく伝えることが出来ないこともたくさんある。でも、きっとわかり合えるひとと巡り会える。そうしたことに気付かせてくれる作品だった。

2022/01/15

十六夜(いざよい)

ハンカチの中の小人が、起きあがって歩き出した!大事なハンカチを守るために、友だちと喧嘩してしまったはるちゃんを、助けてくれたミヨンちゃん。彼女も実は秘密のハンカチを持っていて…。ハンカチももちろん特殊なんだが、それよりも友達との関わり方や、ひとつの事をきっかけに急に距離が縮まったりする"あるある"的な部分が分かりやすい。ミヨンちゃんはクールだがいい子だね。ハンカチの中で飼えるイグアナ、羨ましいかも。

2022/03/26

ケ・セラ・セラ

挿し絵というよりも絵と文が同比重の児童書。なんて素敵!いいなぁ、こんなハンカチ♡ ハンカチの出番がめちゃくちゃ多い一日。はるちゃんの困っている様子がよくわかる。はるちゃんとミヨンちゃん。こびとのハンカチと…。あったかい気持ちにさせてくれる、子どもたちにオススメできる夢のある楽しいお話。

2020/04/02

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