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ふゆのはなさいた

ふゆのはなさいた

ふゆのはなさいた

作家
安東 みきえ
吉田尚令
出版社
アリス館
発売日
2019-11-26
ISBN
9784752009092
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ふゆのはなさいた / 感想・レビュー

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はる

優しいおはなし。自分はみんなに嫌われて一人ぼっち。そう思っていたこねずみですが…。性格が正反対の金魚に出逢ったこねずみ。ふたりのちぐはぐなやり取りが可笑しいです。そう、世界は自分が思っているよりずっと優しい。勇気を出して周りをよく眺めてみよう。金魚から見たら、ラストのこねずみはやっぱり「やれやれ…」という感じかな笑。

2020/01/21

papapapapal

「とうしてみんなぼくを嫌いになっちゃうの??」冬が来て、仲良しのお友だちが何故かいなくなってしまった、勘違いの子ネズミくん。池のほとりでひとり涙をこぼしているのを、泣き虫嫌いの金魚さんに見つかってしまって…。 何とも可愛らしいお話のラスト、冬の池に花が咲くシーンでは、思わず歓声が上がりました。

2021/05/06

anne@灯れ松明の火

新着棚で。「星につたえて」の安東みきえさん吉田尚令さんコンビの新作が出ると、吉田さんゆかりのギャラリーで聞き、楽しみにしていた。今回は、こねずみと金魚の物語。なぜ金魚?と思ったけれど、抑えめの色使いの中、金魚の赤が映える。普通の魚ではダメだったなあ。こねずみのネガティブぶりに、「何でそこまで」と思いながらも、自分もそのタイプなのでわかる気も。ポジティブな金魚に救われるが、実は金魚自身も救われたのかもしれない。後ろの袖のヤマネがすごくかわいい。カバーをはずして広げてみたい(図書館本だから無理だけど)

2019/12/14

ヒラP@ehon.gohon

どうして自然の池の中にこんなに金魚がいるのか疑問を持ちながら、みんなが助け合って作った花が綺麗だったので、気にしないことにしました。 渡り鳥のつばめ、冬眠するやまね、雪が降り氷がはり、冬の季節は、ねずみくんも友だちと会えなくて残念ですね。

2020/11/25

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

とても好きなお話でした。安東みきえさんと吉田尚令さんの絵がピッタリ。自分が思っているほど一人でなく、誰かがいつも支えてくれて、支えているんだと思えました。金魚がネズミを見上げるシーンが一番印象的でした。子供への久々の読み聞かせ。

2021/02/14

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