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増補“世界史”の解体―翻訳・主体・歴史 (以文叢書)

増補“世界史”の解体―翻訳・主体・歴史 (以文叢書)

増補“世界史”の解体―翻訳・主体・歴史 (以文叢書)

作家
西谷修
酒井直樹
出版社
以文社
発売日
2004-06-18
ISBN
9784753102358
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増補“世界史”の解体―翻訳・主体・歴史 (以文叢書) / 感想・レビュー

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あなた

学部生の頃、酒井直樹っていったい何者なんだろうかとずっと思っていた。実際対談で西谷が何者なんですか?と聞いているが本当に珍しくも酒井がそれに答えて自己語りをしている。遅くなってから学問を始めたこと。商社につとめていたこと。専攻はフランス文学であったこと。対談では『銀河鉄道の夜』は「エイズ文学」の傑作とすごいことをさらりといっている。その視点はびっくりしたけどゲイの読者としての受容を考えればむしろ妥当

2010/07/24

КИТАРУ МУРАКАМУ

酒井;これはモダニズムについて一般にいいうるのではないかと思いますが、モダニズム文学は近代社会の人間関係の崩壊や、孤絶感、価値の相対化、といった現象を見事に描き出します。しかし、近代の否定的な側面について前衛的な仕方でかかわることの多いモダニズム作家は、ともすれば、近代への危機意識から、有機的な社会統合、伝統的な価値への回帰への誘惑に抗しきれない。T・S・エリオットやエズラ・パウンド、あるいはセリーヌといった作家のことが直ちに思い浮かびます。これらの作家は、何らかの形でファシズムに関わってしまった。エリオ

2011/04/28

じょに

さしあたり増補の箇所を。

2009/08/06

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