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現代対象関係論の展開―ウィニコットからボラスへ

現代対象関係論の展開―ウィニコットからボラスへ

現代対象関係論の展開―ウィニコットからボラスへ

作家
館直彦
出版社
岩崎学術出版社
発売日
2012-09-25
ISBN
9784753310500
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現代対象関係論の展開―ウィニコットからボラスへ / 感想・レビュー

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tuna

英国独立学派に詳しい(特にウィニコット)著者による単著。ウィニコットやボラスの解説書のような側面を持ちながらも、それを通して精神分析とは何かが繰り返し問われ、精神分析的な視座がどういったものかを読者に伝えてくれる。―「赤ん坊の行動を笑い、二人でそれを笑いの種にするのが「ほど良い母親」であり、真面目一本やりではほど良い母親とは言えないのである。赤ん坊の方だって、何遍も笑いものになるうちに、母親の手口が分かるようになるだろうし、笑いものになるようなことをあえて選んで行うのが、「ほど良い赤ん坊」だろう」。

2013/03/09

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