流星と真夏のクリスマス (ガストコミックス)
流星と真夏のクリスマス (ガストコミックス) / 感想・レビュー
はなはな
短編集なのに読み応えある一冊。藤さんの描くキャラには、人の持つ繊細さを凝縮したような造形がされていることが多くて読んでいて痛々しい。でも、傷ついてそれでも前に進もうとするのでこちらも救われます。それがキャラ本人の頑張りだけでなく周囲から差し伸べられる手にもよるのがいい。愛情だったり師弟愛だったり、友情だったり。時には優しさだけでないのもいい。
2015/03/01
wipe
どれも好きな短編集。表題作、愛されたいから嫌なことさえ断る事が出来ない星みたいなコは、強引なくらいに言葉を引き出して、ただひとりに愛されればいいんだってしっかり抱き締めてあげてほしい。伸びやかに明るい真夏に出会えてホントよかった。そして「リメンバーサプライ」倦怠期なふたりのすれ違いからモノローグに導かれて思い出の場所へ。ありきたりな展開がこんなにうるうるするお話になってしまうのですね‥。(1997)
2012/02/22
もかそら
口絵がツボ。子供と大人の間を感じる素敵な短編集。
2012/12/23
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