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屍鬼の血族

屍鬼の血族

屍鬼の血族

作家
東雅夫
江戸川乱歩
出版社
桜桃書房
発売日
1999-04-01
ISBN
9784756711205
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屍鬼の血族 / 感想・レビュー

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へいぞー

新旧、様々な有名作家達の吸血鬼ものアンソロジー。岡本綺堂と三島由紀夫が特に良かった。結構な分厚さでしたが、時間掛からずに読了。一編一編が短いからあっと言う間に読めました。こういう試み、好きです。違う種類でまた読みたい。

2017/11/26

Y.Yokota

ホラーらしいホラーを読んだのは久しぶりだったので、若返ったような気がした。優れたホラーは優れたヤングアダルト文学の側面も持つと思う。あるいは吸血鬼の力がそうさせたのかもしれない。三島由紀夫の『仲間』がこの中では異色であった。三島の書いたものが吸血鬼か別のものであったのはこの際問題にはならないように思うが、これを収録した編者には敬意を表したい。多くは現代ものだが、綺堂の『一本足の女』は例によって江戸物。このような短編を書かせたら誰も敵わない。

2016/09/07

OkawariGohan

和製吸血鬼物の短編を古今問わずまとめたアンソロジー集。日本を舞台にした吸血鬼モノって結構あるんだな。梶尾真治の『干し若』、半村良『血霊』がお気に入り。夢枕獏『かわいい生贄』はおふざけが多く馬鹿馬鹿しくて面白い。

2015/01/27

tan_keikei

日本の吸血鬼ものの短編をあつめたアンソロジー。耽美・毒・陶酔・恐怖…と様々な味の短編があるなか、「お前は、見るべからざるものを見た!こんな侮辱がほかにあろうか!お前は、どんな悪業よりもおそろしい罪をおかしたのだ!お前は、呪われるだろう!…お前にはもつとおそろしい見るべからざるものを、もう一度見せてやる!」と鬼となった男が叫ぶ柴田錬三郎の「吸血鬼」はエログロ全開で昭和期の土ワイだったらかなりいい感じにドラマ化できたような短編。格調高いのから低い(失礼)ものまで様々な短編が味わえるおススメのアンソロジーです。

2013/06/29

yamon

吸血鬼アンソロジ。夢枕獏のがペドペドしくて素敵<でもこう言う見方で読む人は間違い。

2009/08/03

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