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街場の現代思想

街場の現代思想

街場の現代思想

作家
内田樹
出版社
エヌティティ出版
発売日
2004-07-01
ISBN
9784757140752
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街場の現代思想 / 感想・レビュー

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ちさと

久しぶりに内田先生の著書を読了。全体的には現代思想にまつわるアレコレの主観的な解説ですが、若者に教養を身に付け、文化的資産を形成して欲しいという思いが強くこめられた1冊だと感じました。内田先生ってなんでこんなに文才があるんでしょうね。とにかく読ませるし納得させられてしまうんです。これこそ天から贈与された才能なんじゃないでしょうか。そして多分、内田先生ご自身も、それを自負していらっしゃるはず。

2021/01/02

ろぶくん

若者の人生相談に答えるていで書かれている。楠木建氏の「すきなようにしてください」とどことなく似ている。文章のテイストも似ていて、ちょっと小難しく独特な表現で、悩みをズバッと斬っていく。読んでいるうちに、勉強した気分になれるから不思議だ。自分はこういうのが好きなんだなと改めて認識した一冊。

2020/10/30

ナユタ

何故敬語を使うべきなのか、の考察が興味深かった。身をよじって相手からの直接攻撃を避ける。なるほど。 あと、「姓を持たない漁師、万次郎」のくだりが面白かった。笑い事じゃないけれど。

2011/08/02

りり

内田先生の街場シリーズ。個人的には1章の文化資本についての考察が切ない。内田先生はこの矛盾をはらんだ問題に、誠実に回答しようと努力している。このことが見える人と見えない人、見えても関心のない人、そしてそこに橋を架けたい先生は意外にロマンティストなのだなと思った。

2014/12/09

さちやす

ウチダ先生の本を読むと、「なるほど〜、確かに〜」が止まりません。次は何読もうかな(^-^)

2014/06/23

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