難破する精神:世界はなぜ反動化するのか
難破する精神:世界はなぜ反動化するのか / 感想・レビュー
バルジ
基礎的な知識を欠いているので読むのに苦労した。一応読み終えたものの理解できたかは大層怪しい。 思想家の評伝部分(1部)は神学や哲学といった部分の基礎知識がないと厳しいが、2部から3部は現代の事象を基にした評論なので幾分読みやすい。 反動は未来を暗黒と考え過去にその希望を見出すが、これは何も「保守」ではなく(本書の「毛沢東から聖パウロへ」はある左翼の思想家について論じている)また別の政治思想であることがわかる。
2018/01/23
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