Techno sculpture: ゲ-ムセンタ-美術館 (STREET DESIGN File 20)
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Techno sculpture: ゲ-ムセンタ-美術館 (STREET DESIGN File 20) / 感想・レビュー
ジョニーウォーカー
最近「デザイン=洗練化」だと思っているデザイナーが本当に多い。素人的な泥臭さを一切排除したシンプルでスタイリッシュなものこそ真のデザイン…そんな思い上がりをあざ笑うかのように、本書で紹介されるゲーム筐体たちはド派手な演出と有無をいわせぬ迫力に満ちている。編者の都築響一氏はこう訴える「デザインとは、もっとワクワクするものだったはずだ」と。単にゲームセンター写真集としても楽しめるが、ここはぜひ、いま仕事に行き詰っている若いクリエイターの人に読んでもらいたい。きっと何かが見えてくるはずである。
2009/08/25
ふろんた2.0
ゲーセンはほとんど行かないけど、独特な色合いや鳴り響く電子音は異世界へと誘ってくれるんだろうな。
2014/08/02
たいそ
2001年ごろのアーケードゲーム筺体のデザイン。家庭用ゲーム機の性能が上がってきて、差別化のためか、ほとんどが体感ゲーム。独特の無意味なゴチャゴチャ感は、これ以前も今も変わらないようだが、当時は縦横比4:3でブラウン管なので、より一層無意味に場所をとっている感じがする。「アーケードゲームにはまだどこか、まだ少しだけ、異様なものの匂いが残っているような気がする。」
2015/06/25
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