砂漠と鼠とあんかけ蕎麦―神さまについての話
砂漠と鼠とあんかけ蕎麦―神さまについての話 / 感想・レビュー
にゃも
山折哲雄氏と五味太郎氏による宗教をテーマにした対談集。これが面白くないわけが なかろうと思うのだが、途中ふたりの思考の広がりに何度も置いてきぼりをくらい、 結局のところ、対談のきっかけとなった司馬遼太郎氏と山折哲雄氏の対談の「神道と はどういう宗教なんですか?」と司馬が質問すると、「あれは宗教ではありません、 生活の礼節ですよ」と山折が軽く答えたというやり取りが一番印象深いという… orz。
2020/07/07
tama
図書館本 五味さん好きなので 天孫降臨してから元からいた神さまも降臨した神様もみんな死ぬようになったんだねぇ。どうしてなのかは書かれてません。死んで神様になるんじゃなくて、神様が死ぬ、死んだらそこからなにするの?って思っちゃう。全編文字ばかりです。こういうのもたまにはよいかな。山折先生という人の書いたものも読んで見たくなったです。
2018/12/22
J.T.
こういう対談本はザックリと読み飛ばすのが、その楽しみ方とは思うのだけど、少しひっかかる箇所がでてきて、途中読む手が止まってしまう。五味さんの解釈ではアステカのインディオがアメリカのインディアンになったということだけど....。そうだったんですか?自分が知らなかっただけなんでしょうか。最近は凶悪犯罪が増えているという山折氏の指摘も...それは正しいんでしょうか?と、いまいちのれない自分がいました。
2018/09/09
ありんこ
「神さまについて」ってあんまり話をしない話題だけれど、そこから日本人って何?とか風土的なこととか、歴史とか、いろんな話になって興味深かった。インドについて興味が出てきた。
2011/04/23
鳩麦茶
そもそも、なぜ人間には神が必要なのか?という問いに、かなりシンプルに答えている。サバイバル術としての宗教と、そうでない宗教との違いなど、おもしろく読んだ。いつもより控え目、それでもちらほらと見え隠れする五味節は、いまやワタシの心の拠りどころ。
2011/07/28
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