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いじわるな天使 (アスペクト文庫)

いじわるな天使 (アスペクト文庫)

いじわるな天使 (アスペクト文庫)

作家
穂村弘
出版社
アスペクト
発売日
2013-11-12
ISBN
9784757222519
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いじわるな天使 (アスペクト文庫) / 感想・レビュー

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tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

☆5.0 ほむほむが綴るちょっとシュールで切ない大人のための童話集。

2021/07/08

コットン

自費出版以外だと穂村さんの最初の本の文庫化。『クロスワードの罠』ブーフーウーのハンカチを持つ探偵や、『潜水艦長の謎』:元潜水艦艦長の十二時のことを「ひとふたまるまる」などというワードプロセッサが苦手な山崎部長はマウスのことを「モグラ」といい、女性社員にそれはどちらかと言うと「ねずみ」ですとたしなめられたりする。や『ユニコーン・イン・シュガーキューブ』の出だし「角砂糖の中には小さな真っ白い一角獣がいる。」など、どこかお茶目な作品達です。

2015/12/20

tomi

20年前に刊行されたショートショート集の復刊。挿絵は安西水丸。シュールな作品、ブラック風味の作品が多い印象だが、美しい散文詩のような味わいのある「ユニコーン・イン・シュガーキューブ」など多彩。すべての動物がゼンマイ仕掛けで実は飼育員も…物悲しくて幻想的な「ゼンマイ仕掛けの飼育係」がベスト。

2014/04/16

greenish 🌿

いじわるな天使が眠れない夜にやってきました。くりくりの巻毛と無邪気な笑顔で、頼みもしないのに不思議な話をして、あくびをひとつすると帰っていきました…。おとなの傑作童話15編 ---またしても穂村ワールドにやられました! シュール(非現実的)で、シニカル(冷笑的)、それでいてリリカル(叙情的)。直球ど真ん中の表現をせずとも、人の心の醜さ・哀しさ・愛しさ・美しさを、繊細な言葉と独特のリズムで紡いでしまうとは。さすが歌人ですね。冒頭1話『宇宙船で女の子をいじめる方法』で引いたとしても、最後まで諦めないで・・・。

2013/11/24

♪みどりpiyopiyo♪

いじわるな天使が眠れない夜にやってきました。頼みもしないのに不思議な話をして、あくびをひとつすると帰っていきました。■何年前のことかしら? クリスマスにほむほむからサプライズでこの本をいただいてしまいましたの☆(手渡しで!)\(๑>◡<๑)/ ■で、家に帰って夢見心地で読み始めたら、なになに?なんだかいじわるよ〜(泣)びっくりしてそのまま数年寝かしてしまいました 笑。■改めて読んでみたら、知ってるほむほむのイメージとは違うほむほむで、お伽話のほむほむも面白かったです♪(1994年。2013年文庫化)(→続

2017/12/23

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