エロティシズム12幻想
エロティシズム12幻想 / 感想・レビュー
Tanaka9999
2000年発行、エニックスの単行本。12編。あくまでエロティシズムな文学であり、ポルノ的なものではないといえる。グロっぽい作品はあるが、やはりエロとグロって近い関係なんですね、という感じである。『活人画』本当に19世紀末のイギリスの雑誌からの翻訳なのかどうかは知らないが、ヴィクトリア朝の雰囲気がそれっぽい感じがする。ヴィクトリア朝も末期なので、雰囲気はもう少し前かもしれないが。
2023/02/24
Toshi
エロス12短編。マイベスト3は森奈津子、南智子、皆川ゆかかなー。有栖川有栖、竹本健治、津原泰水も良かったです。
2017/11/05
真中優津樹
収録作品:我孫子武丸[ドールハウスの情景]/有栖川有栖[恋人]/北原尚彦[活人画]/京極夏彦[鬼交]/菅浩江[和服継承]/竹本健治[非時の香の木の実]/津原泰水[アルバトロス]/新津きよみ[サンルーム]/牧野修[インキュバス言語]/皆川ゆか[荒野の基督]/南智子[FLUSH(水洗装置)]/森奈津子[翼人たち]
2017/08/08
真中優津樹
個人的に好きなのは津原さんと皆川さんかな。これ初版が2000年なんだけど(書き下ろしのアンソロ)、皆川さんのは十数年前に男の娘要素を入れてくるあたり面白いなって思った。あと何度読んでも竹本さんのはエログロっぷりが凄い。
2018/01/03
calm
『淫猥な仮想メディア、無機への偏愛、絢爛たる妄想、性衝動の果ての悪夢…“「エロティシズム」という名の書き下ろし幻想小説集”。』 【収録作】牧野修「インキュバス言語」/有栖川有栖「恋人」/菅浩江「和服継承」/我孫子武丸「ドールハウスの情景」/皆川ゆか「荒野の基督」/新津きよみ「サンルーム」/南智子「FLUSH(水洗装置)」/竹本健治「非時の香の木の実」/津原泰水「アルバトロス」/森奈津子「翼人たち」/北原尚彦「活人画」/京極夏彦「鬼交」
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