ファラオの墓 4 新装版 (Gファンタジーコミックススーパー)
ファラオの墓 4 新装版 (Gファンタジーコミックススーパー) / 感想・レビュー
ozoz
アンケスエン姫の気高さと清らかさ。悲しく切ない2人のファラオ。ナイルが全てを優しく包んでくれるといい
2014/01/13
しき
全巻読了。もうあっという間に物語に惹きつけられた。運命の残酷さ、そしてサリオとスネフェルの生き方、そして彼らに関わる人々。そのどれもが深く胸をうった。ラストがちょっと駆け足すぎたように思えるけど、架空の歴史物語とは思えないほどの迫力と奥深さがあったと思う。面白かった。
2010/09/08
oo00m00oo
自分からすべてを奪った運命を受け入れて、打ち勝とうとするサリオ。恋人を殺してしまった自分も愛しい人に出逢わせた運命そのものも、呪うしかできなかったスネフェル。誇り高い鷹と、孤独な蛇の闘いと愛の物語。
2010/04/13
hirokazu
本作終了後、作者は「風と木の詩」(1976~1984)の連載を始め、1975年に発表した初の本格SF「ジルベスターの星から」の流れを受け「マンガ少年」に「地球へ・・・」(1977~1980)を連載。この2作の大ヒットにより、萩尾望都氏と並び「少女マンガのみならず、漫画界に革命を起こした人物」と称される。そしてスネフェルのキャラはジルベールに、サリオキスのキャラはジョミーに引き継がれている。本作は、作者の漫画家人生の橋頭堡だったと呼べるだろう。
2020/02/21
あっとりえ
ナイルキアが愛したスネフィルを理解しようとするサリオキスの成長が3巻に比べて著しい。ただ奇跡の砂漠越えで命賭けたアウラ・メサの出番が少なすぎで待遇が悪すぎてアウラ・メサファンとしては納得がいかない。
2015/08/11
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