魍魎の揺りかご(6)(完) (ヤングガンガンコミックス)
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魍魎の揺りかご(6)(完) (ヤングガンガンコミックス) / 感想・レビュー
MINA
ネットで数ページ立ち読みしてずっと読みたかった漫画。滝川君の最期にはちょっと泣きかけた。ラスト、結局真相は闇に葬られたんだろうけど、そこらへんもちっとサラっとでもいいから描いてほしかったな。春日は許せないしいい気味ではあるけど、春日が生還したらこの悪夢の船旅の闇を父親脅すにしろ、少しは有効利用してくれたんだろうなって。寄生虫使って実験するにしろその理由や経緯をもちっと書いてほしかった。ヒステリックロリータ宮村の生命力凄かった(笑)俊介君の成長した姿、滝川君にそっくりなのな。
2016/05/30
トラシショウ。
「俊助君・・・そのヒーローはさ。もう放送してないけど、君の中に生きてるよね。-「魂」は死なないの。だから絶対、優矢にもまた会えるんだ。・・・ホントだよ」-サイドスラスターへ。愚者も聖者も、狡猾さも邪悪も、高潔さも善良も、全てを呑み込む本格的な沈没から逃れる為、生き残った者達は皆船底であるプロペラ弁=出口へ向かう。悪辣な春日に対峙する摩魅、滝川の窮地を救う意外な人物、最後の最期まで息をつかせぬ緊迫感を維持し続けた見事な大団円。滝川と俊助の最期のやりとりに目頭が熱くなるのを押さえられない(以下コメ欄に余談)。
2016/03/31
Jima
最終巻。一気読みでした。グロさがあるので『僕がいない街』より人気がないのかな。すごく引き込まれた映画のような6冊。ラストは納得のまとめ方(予定調和ともいえる)、急にヒーローものになったが、『優矢、やっぱり君は生きてるよ』はほろり☆でも作者が一番好きなキャラは『宮村華菜、呼び名はヒス』とあとがきで判明。強烈なキャラで『私だけ死にたくない、ズルいズルい』とヒステリックなのは人間らしい。印象的。冷静沈着に脱出を試みる男たちより魅力的だ。
2016/07/31
sskitto0504
最終巻。春日や芹沢はまああんな感じになるでしょうね。縞田の登場にはびっくりしましたが…滝川がラストまでいい男でしたね。なかなかハラハラした面白い作品でした。
2015/05/14
角
最終巻。クライマックスがやや慌ただしいが、ここまでの伏線を畳みかけるように収束させる手腕は見事。想像していたほど後味の悪い終わり方で無かったのも好印象。
2014/04/15
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