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敷居の住人 7 (BEAM COMIX)

敷居の住人 7 (BEAM COMIX)

敷居の住人 7 (BEAM COMIX)

作家
志村貴子
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
発売日
2002-08-01
ISBN
9784757709713
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敷居の住人 7 (BEAM COMIX) / 感想・レビュー

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訃報

最後まで読んでも何の感慨も湧かない。これほどなんとも言えないラストもなかなか無かろう。でもずっと面白かったので良し。論理や法則で組み上げたプロットによる面白さではなく、瞬発的に、作者が描きたいものを描いた結果の面白さ。何の必然性もないラストが、別の意味では必然だったと言える。

2014/07/07

傑作だった。志村貴子は俗情と結託しない。

2017/02/26

訃報

会話読み込むとレベルたけえ。そこらの小説の会話のなんと凡庸でつまらんことか。キャラクターにしゃべらせるんじゃなくこの瞬間この人ならこんな言葉が出る、を頭で考えず自然にやってて。二人は落ち着くとこに落ち着いて卒業してオチ(長編のというよりちょっとした小話のオチみたいなだけど)もついて一応ちゃんと終わってるのか。しかし近藤ゆかはどうなったんですか?番外編をお願いします。本当にお願いします。

2015/04/15

シゲ

ここでシリーズ通してのコメント。実のところちゃんと読んだ初めての志村貴子作品である。…変なやつらばっかり。それも突き抜けた変さではなく、どこかにいそうなおかしさ。ふらふらと主人公はさまよい、物語もさまよい、どこかに着地したような、してないような……でも最後まで読んでしまう、そんな魅力を持ったマンガでした。誰もが幸せになってくれればいい。きっと、いつまでだってふらふらとしてるだろうけど。

2010/03/06

たらこ

完結。何か劇的な変化があるわけでもなく、物語は幕を閉じる。ただキクチナナコも親とのわだかまりが少しとけたようで、それが少し安心した。結局登場人物は「敷居」を乗り越えるのではなく、その「敷居」をという場所を良くしよう、いやそんなことはどうでもいいやということなのかな。違う気もするが、それはまた読み返した時に考えよう。

2010/06/08

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