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2999年のゲーム・キッズ 完全版

2999年のゲーム・キッズ 完全版

2999年のゲーム・キッズ 完全版

作家
渡辺浩弐
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
発売日
2003-02-01
ISBN
9784757713284
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2999年のゲーム・キッズ 完全版 / 感想・レビュー

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いちろく

紹介していただいた本。面白かった。人間と言われる機械化された生き物が、管理された街と塔と呼ばれるセカイの中で暮らす「日常」の物語。セカイの謎に関わる主軸を成す物語もあるけれど、様々な人間の生活を描いた短編が物語のメイン。一つ一つ独立していると思われた短編すべてが、読者を塔の謎へと誘う構成は見事。連載当時はパラパラ眺める程度だった物語も纏めて読むとこんなに面白くなるんだ!と。「日常」を膨大に描くからこそ観えてくるセカイがある。ただ、物凄く人を選ぶ作品と感じた事も事実。紹介感謝!

2016/09/18

てながあしなが

渡辺浩弐のショートショートはこれでラストかな。これも長いこと積んであったがようやく読めた。相変わらずSFの設定を考えさせたら右に出るものはいないなぁと思わされた。ただ、タイトルが2999年とあるように、ずいぶん先のことを描いているので、苦心の跡が見て取れる。(オペラス理論の多用とか(笑))面白さで言ったら、1999年のゲームキッズが一番かな。

2017/12/30

テツ

昔々ファミ通で連載していた近未来SFショートストーリーをまとめた単行本。僕もこれとか『しあわせのかたち』みたいなファミ通のゲーム情報と関係の無い要素が好きだったな。ゲームネタとビタイチ関係の無いお話も多々あり(というかそっちの方が多いか)当時のフリーダムっぷりが良く解る。とても短くまとまったお話の集まりなので通勤時の電車内読書には丁度良いです。内容も思い出補正を抜きにしても面白い。改めて読むと忘れているお話も結構あるなあ。

2015/01/21

ルナ

途中まで読んだ

2022/12/29

シリカゲル

ファミ通で掲載時好きで、後で見つけて買った。分厚い辞書みたいなページ数だけど一つ一つ短くてオチがしっかりしてて読みやすい。前半は2999年で生きる一人の人?の物語になっているけど、その話も所々救いが無かったりで好き

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