青(オールー) 第5集 (BEAM COMIX)
青(オールー) 第5集 (BEAM COMIX) / 感想・レビュー
かいけん
濃い線と歪んだパースでコマが埋め尽くされて、過剰なテンションと不思議なリズムでストーリーは進み、一気に読んでしまった。そしてどん詰まりの人たちを書かせたら羽生生純氏を置いて他にいないことを実感した。本当に素晴らしい。「恋の門」も映画化したんだし、こっちも映画化すればいいのにと思う。
2015/10/09
ぬ(ぬ)
破滅的なノワールのはずが、甘ったるいラブロマンスに…かと思えば、終着はやはり狂気の世界……。様々な不確定要素に見舞われながらも、こうして現実という名の"物語"は完成を見たというわけなのか……。ともかく、読後しばらくは放心状態に陥ること請け合いの怪作。まさにハニュウニュウといったところ。
2015/06/09
よわむし
「汚れた愛ほど終わりは綺麗さ」とあるアーティストが歌っていたが、この漫画はまさにそうで、「汚れた世界ほど終わりは綺麗さ」といい変えることができそうだ。この漫画を読んだ人は、「すばらしい」と思うかもしれないし「全く理解できない」と思うかもしれない。だが100人この本を読めば100人とも、このラストで良くも悪くも心を揺さぶられるだろう。横目で素通りすることは許されない、まさに目をそらせない作品。
2013/12/27
KTPA
読み終わってからも、ぞくっとした感覚が残っていた
2009/10/16
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