小説 エマ (1) (ファミ通文庫)
小説 エマ (1) (ファミ通文庫) / 感想・レビュー
しゅわ
ブックオフで思わず購入。19世紀末のロンドン、豪商ジョーンズ家のウィリアムと美しいメイド・エマの恋物語です。漫画は何度も読んでいるのですが、ノベライズがあったなんて知りませんでした。全体的にはかなり忠実に文章化している感じ。もともと雰囲気で魅せるというか、行間を読ませる漫画なので、そのへんの登場人物の心情を丁寧に描いてくれてます。ふたりが惹かれあう過程や時代背景なんかは自然でよかったです。ただ…個人的には、あえて説明が控えめで想像を広げられるコミックが好きなので、小説版の方は少し説明がクドかったかなぁ。
2013/06/08
ma-no
無言のコマが多く、「行間」を読ませる原作まんがとの差異をはかったのか、この小説版の饒舌さは凄いです。情景描写も心理描写もみっしりと書きこまれています。原作よりもキャラクタの喜怒哀楽が大きな感じ。
2011/06/07
zawa
漫画では描かれていない、この時代の日常生活や文化が詳細に描かれていて参考になった。苦労していろいろと調べたんだろうなと思った。
2010/08/06
あさひ.a
久しぶりに再読。心理描写も情景描写も細やかで引き込まれる。特に一日のお仕事してるエマさんの描写は生活感があって萌ゆる。
2014/08/16
nagatori(ちゅり)。
大分前に古書店で買っていたのを再び売ろうとしているのですが、売却前に再読。コミックスとはまた違った細やかさで綴られるウィリアムとエマの物語。なんとなくハキムとロバートのイメージが私の中では違う気が。でもこれも切り口の一つ、ですよね。エマはコミックスでも小説でも、もうもうどちらでも可愛い!ざっとでいいから2巻も読んでしまおう。
2013/07/19
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